
事例の大学生は内科的検査では異常がないにもかかわらず、ストレスが原因の下痢や腹痛などの症状があり過敏性腸症候群の病態と言えます。
機能性ディスペプシアもストレスが原因とされていますが、慢性的なみぞおち辺りの痛みや胃もたれなどの上腹部症状を現す病気ですが、事例の大学生は機能性ディスペプシアよりも過敏性腸症候群と理解するべきでしょう。
社交不安症は対人関係が原因で恐怖や不安の症状があります。
広場恐怖症は逃げ場がない状況でパニック発作を伴う症状があります。
潰瘍性大腸炎は血便や炎症があり内科的検査で異常が認められる病気です。
正解は4。