
スクールカウンセラーが生徒の自傷行為についてコンサルテーションを行う際、事例の生徒のアセスメントをしながら、生徒の状況を共有するところから始まります。
アセスメントができるまでは、自傷行為の基本的な理解の仕方を説明するのが一般的と言えます。
自傷行為をする生徒にとっては、その行為になにがしかの意味があることなので、それをしない約束をすることは理解や共感には繋がらない指図や命令としか受け取られない不適切な対応と言えます。
また、学校生活に適応をするように努力を求めることは、生徒のために学校があるのではなく、学校のために生徒があると言っているようなもので不適切と言えます。
心理教育プログラムの実施はあくまでもこの自傷行為のアセスメントが整ってからということになります。
正解は1と5。