強引に押さえつけられたことで吸引器が恐くなった男児には馴化の原理に基づいた消去学習が必要となります。そのためには古典的条件付けの原理に基づいた行動療法のひとつで恐怖や不安に直接さらして慣れさせるエクスポージャー(反応暴露法)が適切と言えます。嫌悪療法は不快な刺激を与えて不適切な行動を減らす技法です。自律訓練法はリラクゼーションを目指すものです、バイオフィードバックは心拍数や体温や血圧などをコントロールする技法で7歳の男児には向いていません。アサーショントレーニングは主張のためのコミュニケーションスキルの向上を目指すもので馴化や消去には適切ではありません。
正解は3。