HAM-Dはうつ病や不安神経症のスクリーニングに使いますが、この男性はすでに疲労蓄積や不眠が明らかになっており改めてこのテストを急ぐものではないでしょう。時間外労働が100時間を超えは産業医の診断を受けなければならないレベルなので、その勧告は適切です。その後、相談を継続したり、面接のなかで休むという助言をするべきでしょう。いずれにしてもこの事例では、公認心理師は産業医の指示を受けることが望ましいと言えます。
正解は2。