40歳で長男を失った母親のカウンセリングの在り方に関する設問です。彼女の発言が通常一般的には不適切であってもカウンセリングの場では何を語ってもよいという姿勢が大切です。加害者を苦しめたいという気持ちは他害にまでつながるとは考えられず、対象喪失に苦しむ彼女に共感しながら彼女の堂々巡りに付き合う覚悟が必要でしょう。安易な同調や無責任な理解の押し付けやカウンセラーの万能感の披露は自己満足にもならず結局信頼を失うことになるでしょう。
正解は1。