時折私は、「え？そんなものも食べるんですか？」と大変驚かれます。つい。
「〇〇さんは食べないんですか？」とお聞きすると、
「きっといけないんだろうな～と思いながらでも食べてしまいます。」
普通にチョコ、ポテトチップス、せんべい、はたまたハンバーガーやラーメン（スープが大好物）だって食べています。
「野菜しか食べない方と思っていました。」
「え？どうしてですか？」
「身体を扱う仕事をしておられるので、徹底されておられるのかと・・・」
中国医学という分野は何事も中庸（ほどほど）と考えています。喜びすぎてもダメ、悲しみすぎてもダメ。怒りすぎてもダメ。
確かに家では父が育てた野菜やご近所や親せきから頂く野菜を口にしています。しかし、普段から養生しているなら、たまの（ここ重要）不摂生は大丈夫。逆はだめですよ。
ニューヨーカーの友人は健康先進国にいて、様々な人を見ています。徹底した食事をしている人たちの瞳を見ていると虚ろで生気がない。と嘆いています。もちろん、二人ともその生き方を否定はしていません。中には生き生きしている人もいるでしょう。
「これじゃないのが食べたいけど～我慢。我慢。」と思って食べているのか。
「美味しくて体に良くて最高。」と思って食べているかの違いだとは思います。
食の安全はとても大事なことです。口にするもので私たちの体は作られているのですから。そのことを踏まえると徹底したい気持ちも分かる。
ただ、私は好きなものを食べたいからこそ、普段の食生活は養生しています。ちなみにポテトチップスが食べたい時の私を自分で分析しています(笑)
本能的に寒いと温かいものが食べたくないですか？体が求めているものの裏側にもサインがきっと隠されているんだとおもいます。これを食べないと体がもっと冷えちゃうよ。とか。
ちなみに何年か前にニューヨーカーの友人が話してくれていたボーンブロス(bone broth)「骨のだし汁」。
聴いた時にえ？それってラーメンのスープじゃないのか・・・？と思った私。どうやらもっとヘルシーで塩の量も少ないらしい。飲んでみたいな～。
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