まずは、このYouTube動画を見てください。2分40秒の動画です。
これは、今回のEdTech申請の話がある前に、
会社のCM的なものをもっとインパクトのあるものにしたいと作り始めたのです。
でも、動画画面とポコポコいう音だけではなあ・・・と思っていたところへ、
急浮上したのが、知り合いの息子さんの声優さん。
トントン拍子に協力してもらえることになり、音声を付けることができたのです。
ねっ、いい声でしょう!
若い青年の声で、収録している私たちもうっとり!
発音は完璧!
いい人見~つけた!
この声優さんは、松村圭人さん。
まだ超売れっ子ではないけれど、こんな声優さんと出会う機会なんて、絶対にない私たち。
実は、20年前に「点字学習を支援する会」を立ち上げ、
『視覚障害者の漢字学習』シリーズに取り組み始めたとき、
遠く北海道の帯広盲学校に勤務する菅原先生が、
私がやろうとしていることに熱烈に賛同してくれて、
「何かお手伝いできることがあったら、何でも言ってください!」と声をかけてくれた。
PCや情報関係に疎い私は、HPを作りたくても難しい。
当時、周囲はまだまだアナログの時代でした。
情報教育に詳しい菅原先生は、
HPを作るにあたってのサーバー契約、ドメイン取得などの方法を示してくれ、
当時よちよち歩きだった「メール」という世界に誘導してくれ、メーリングリストも作ってくれた。
漢字教材のデータ作りや処理の方法なども教えてもらった。
とにかく当時の最新アイテムに接しられたのも、菅原先生のおかげなのだ。
4月、コロナ禍で自粛生活を余儀なくされ、点字学習を支援する会のメンバーは誰もが高齢。
日頃ご無沙汰しているが、高齢の皆さんは大丈夫だろうかと、桜色の手紙を送った。
若手の菅原先生でさえも還暦を迎え、退職後の生活の様子をあれこれ伝えてきた。
私も相変わらず漢字にのめり込む生活で、息子と会社を立ち上げ、
いずれは電子書籍なり、アプリ化も考えなくてはいけない時代に突入しそうだと近況報告を送った。
すると、「もしそれに声を付けるようなことがあれば、是非うちの息子を使ってください!」
と言ってきた。
えっ、8年前に帯広の菅原さんを訪ねたときに、高校3年生だった息子さんが、
声優を目指して上京するという話を感心して聞いたことを思い出した。
高校生が夢描いたことが、本当に実現したんだ!
すごい実行力だと思ったし、今コロナでアニメ制作も低迷状態にある。
もしかしたら私たちのために時間を取ってくれるかもしれない。
菅原さんからの手紙に、「よかったら顔を見ておしゃべりしましょうよ!」とzoomのお誘いがあり、
ある朝、「いいですね、やりましょう」と返信したら、
その日の昼に帯広の菅原先生とつながっておしゃべり。
そして、圭人さんの近況報告を受け、
「道村さんのやろうとしていることにきっと息子も協力してくれるでしょう。早速連絡してみます」と。
そして、そして、夜にはうちの息子たちを含めて5人のzoom会議となり、
圭人さんの音声を入れることに決定!
たった1日ですべてのことが決まった!
これは奇跡であり、天の声としか思えなかった。
そうして、東京に住む圭人さんが横浜の我が家を訪れて録音収録をする日が始まった。
今日もその日です。丸一日お世話になります。
会った初日に録音したのが冒頭の映像です。
ほれぼれしました!
動画編集したのは次男です。
そして、2回目に録音したのが、社長がFacebookにアップした記事の中の試作品。
これはほんの触りですが、これからもっともっとグレードアップする予定です。
まずは音声付きの漢字カードの様子をご覧ください。
Facebook記事だから誰でも見られるのかなあ?
登録していない人しか見られないのかなあ?(よくわかりません。)
画面右下のスピーカーマイクがバッテンにしてあったら、それを外してください。
圭人さんの漢字カードを読み上げる声が聞かれると思います。
https://www.facebook.com/watch/?v=726912361445932
こんな若い男性の声に誘導されて、オンライン学習が進めば言うことないと思いませんか?
まさに「唱えて覚えるミチムラ式」になくてはならない主導権を握ってくれる声です。
これはほんの導入部分だけですが、圭人さんの声が随所に流れ、
アドバイスや学習のポイントも流れるように、これから作り込んでいきます。
乞う、ご期待!