漢字習得の悩みは、世界共通! | しずえばあちゃんの回想録 “We Can Do It !”

しずえばあちゃんの回想録 “We Can Do It !”

教師生活35年、子供3人。
パワフルに生き抜くしずえばあちゃんの
子育て論、教育論、人生論を綴っていきます。

5月の山場だった11日間のうち、

外国語を主言語とする人たちが漢字を学ぶことの困難さに悩む人たちに向けての発信が4回もあった。

 

①留学生や技能実習生たちに日本語教育をしている学校。

②そういう人たちを長い目でサポートしていけるようなシステムを考えている会社。

③帰国子女や日本に暮らす外国の子どもたちが通うインターナショナルスクール。

④国際結婚などで海外に住む家族で、海外オンラインセミナーで知り合い、ミチムラ式を活用できないかと取り組み始めてくれる漢字研究会。

 

その人たちの悩みはみんな一緒なんだと痛感した。

そこで指導に当たる日本人は皆、昔漢字をひたすら書いて覚えた。

それしか学習する方法を知らない。

だから、目の前にいる外国人や子どもたちにわかりにくいだろうな、覚えにくいだろうな、

という感想を持ちながらも、昔習得した方法を繰り返そうとしている。

しかし、入らない!だんだん嫌いになっていく!あきらめてしまう!

その事態に直面し、このやり方は合っていないとは思うが、いい方法が見つからない。

そこで、最近耳にするミチムラ式漢字学習法に何かヒントを見い出せないだろうかと、機会を作ってくれた。

 

昨秋までは全く門外漢の私だったが、5か月間の海外オンラインセミナーを通して、

ミチムラ式が使える手応えを感じるとともに、課題も見えてきて、

この冬から、うんうん苦しんで取り組んでいることが、少しずつ形になってきて、

私が提供できる材料に自信を持ち始めてきている。

そんな私が天の声に導かれるように、そんな人たちと次々と出会っているのだ。

 

私は日本の子どもたちの指導ばかりに傾注してきた。

障害や特性があろうとなかろうと、漢字が嫌いで逃げ回っていようと、

あるいは、漢字が好きで得意でもっとできるようになりたいと思っている子たちも含めて、

すべての子が学びやすいユニバーサルデザインの学習法だと思っている。


だって、無意味な単純作業の方法ではなく、

漢字そのものの面白さや奥深さの本質に迫れる学習方法であり、

しかも、根拠(エビデンス!)がちゃんとあり、楽に合理的に習得できる方法なのだ。

それを中学漢字まで2136字全てを系統立てて学習できる。

そして、先生と友達と親子で楽しめる指導法も提供できている(と思っています)。

日本の子どもたちには絶対にこの方法で学習してもらいたいと思って、

老体に鞭打って全国行脚をしている。

 

でも、その指導法への転換がなかなかうまくできない。

日本の教師たちが、頭ではわかるけど、旧態依然とした方法から抜け出せない壁も感じている。


ところが、上記の4パターンの人たちは、その枠から壁から簡単に抜け出せる。

もしも合う方法が見つかるならばと、とても研究熱心であるし、英断を下せる人たちばかりだ。

 

5月の4回の接触は、日本各地で行っている講演内容を基盤にして、

きっとこんな悩みにぶつかっているのだろう、こういう方向に向かうことが理想だと思う・・・

と、外国人向けの学習法を、私の想像の範囲ではあるが少しは提供できた。

 

参加者のみなさんは、使える!と実感してくれたようだ。

だけど、ここはどうしよう?どう工夫したらいいのだろう?との疑問もあったようだ。

その悩みは私にもよくわかる。

だけど、解決策はあるように思えるし、今必死に取り組んでいる基礎資料にも盛り込んでいる。

1年後に間に合うかどうかは不安だが、

いずれ皆さんに活用してもらえそうなものを提供したいと思っています。

「これはいい!」と笑顔とやる気に満ちた顔を思い浮かべながら、

お出かけの多い講演の合間、家で一人黙々と取り組んでいますので、乞うご期待!

 

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今週、朝のBS103「偉人たちの健康診断」再放送で、松尾芭蕉をやっていた。

ふと目に入った植物、江戸・深川の住まいの庭に“芭蕉”の木があったから、

その木の名をもらって名乗ったという。

その木は、なんとこれだった!

image

 

5月17日の記事に写真がないので、ボンちゃん散歩の途中に見た庭木を載せた。

「バナナの木?」ってつぶやいだばかりだったのに、こんなに早く解決するとは!

 

バショウ科バショウ属の大型多年草。

バナナは熱帯性のため本州の露地では育たないが、

熱帯を中心に分布する“芭蕉”は耐寒性もあるため、本州の露地でも育つとのこと。

「ジャパニーズバナナ」と呼ばれ、バナナとよく似た実を付けるが、

芭蕉の実は種が多く苦みがあるため、食用には向かないようだ。

 

5月だというのに異例の猛暑になっているここ数日、

日差しをこんな大きな葉でさえぎり陰を作って、涼し気にゆらぐ芭蕉の木陰に入りたいものですね。

熱中症にはくれぐれも気を付けてください。