そりの特性を計測 | 下町ボブスレーオフィシャルブログ

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下町ボブスレーは大田区の中小零細町工場が中心となり、世界の舞台で戦える国産マシンの開発をしようというモノづくりプロジェクトです。



プロジェクトは年明けから欧州での検証テストへ向けた改造を行い
→ http://bobsleigh.jp/no-4

そして2号機と4号機をオーストリア・インスブルックへ運びテスト!!
→ http://bobsleigh.jp/innsbruck2015


と新型ソリの開発へ向けて動いております。
そんな中、そりの慣性モーメントを測定できるレゾニック・ジャパン様が
下町ボブスレーの協力に手を挙げて頂きました。

レゾニック・ジャパン|http://www.resonic.jp/company.php



これが計測器「レゾニック-350F」

この上にボブスレーを乗せて

プルプル振動を起こし測定していきます。




まずはそりを乗せるための足場の骨組みを準備。




そりを持ち上げてそっと載せていきます。





計測器の上に下町ボブスレーが載りました。




載せるまでも大仕事でしたが

こっからが本番。

計測器が自動的に様々な角度に

プルプル振動しだして、測定に入りました。

そり自体もそのプルプルに合わせて揺れていました。




今度はフリーハンドの三次元測定機で座標をとったりします。




測定に入ると1台20秒ほどで計測でき、重心の位置や質量を一度に計測できます。


この測定結果で既存のそりを比較したり特性を理解し

そり開発の手掛かりにしていきます。




by KZ