2号機氷上初滑走 | 下町ボブスレーオフィシャルブログ

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下町ボブスレーは大田区の中小零細町工場が中心となり、世界の舞台で戦える国産マシンの開発をしようというモノづくりプロジェクトです。

10月29日、カナダ・カルガリーの競技場で
ボブスレー日本代表が乗った下町ボブスレー2号機は
氷上のコースでテスト滑走を行ないました!

天気は晴れで気温はマイナス4度!

以前も触れましたが1988年に冬季オリンピックが開催された
カナダオリンピックパークが競技場です。
写真右側6番がボブスレーコースです。



カルガリーのボブスレーコースです。
数えると14コーナーあり
9コーナーはKreisleと名前がついてますね。
どんな意味なのでしょうか?


ちなみにカナダオリンピックパーク公式サイトの動画です。


実際のカルガリーの写真を見ると
いよいよソチ五輪への挑戦がはじまる期待感が高まります。
この写真はコースの側道です。





滑走前のボブスレーはこのように置かれます。
写真の右端にある専用台車やスタンド・防水カバーなど
プロジェクトでは、ひとつひとつの道具や製品を
協力企業で支え合いながらチームプレーで推進されています。

ちなみにこのカバーは普段高級車に使用されており
2号機の形状にフィットするようにワンオフのオーダーメイドで製作され
防水性や伸縮性にすぐれた特殊素材を使っています。
協力していただいた㈱ラップ様のホームページはこちら





スタートトップからの写真です。
緊張感が感じられます。




はじめて氷上のコースに置かれる2号機。

おぉーー初々しい。





マシンの性能や各調整箇所をチェックする初試走なので
慎重に行われ無事3本滑走したようです。

初めての滑走を無事に終えたということで
祈るような思いでしたがまずはほっと一安心・・・。




氷上でのテスト滑走やトレーニングは続きます。
今後の予定はこちら


写真:普段スタート時パイロットはプッシュバーを押すがテストなので搭乗したまま練習している。