カナダのカルガリーへの空輸 | 下町ボブスレーオフィシャルブログ

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下町ボブスレーは大田区の中小零細町工場が中心となり、世界の舞台で戦える国産マシンの開発をしようというモノづくりプロジェクトです。

下町ボブスレー2号機

10月29日からの氷上トレーニングとテスト滑走のため
カナダのカルガリーへ空輸されてます。


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カルガリーといえば
あのクールランニングという
南国のジャマイカのボブスレーチームが
冬季五輪を目指して活躍したという事実をもとにした
コミカルで感動を呼んだ映画で舞台になった競技場です。


まさにそのレガシー(遺産)で
下町ボブスレー2号機はデビューします。



この海外遠征に向けて
輸送コンテナ製作(NTU㈱様にご協力)や備品の準備が進められてきました。
そのコンテナとソリを保管するために
急遽ご協力いただいたのが醍醐倉庫㈱様です。

このプロジェクトはソリを製作するだけではなく
こうして輸送なども多くの方々に支えられ・ご協力いただき推進しています。



10月13日の日曜日にプロジェクト有志が
コンテナと空輸前の積み込みチェックを行いました。




すると・・・

付属品を固定するためのモノが必要と判明!
急遽近くのホームセンターでフックとロープを調達して
コンテナの改良が始まりました。




土壇場瀬戸際に強いのが下町ボブスレー。
メンバーは本領発揮です。


その場で対応し、取り付け完了。



カルガリーでのテスト走行では
様々なバリエーションの足回りユニット等や
サスペンション部品を持ちこみ
テストをする予定です。

すべては振動の少なく、操作性のよい
選手が求める最速のソリを追求するために。




いよいよ積み込み品のチェックです。
スポンサーにもなっていただいている
㈱日通様にご協力いただきながら進めます。





細貝委員長自ら陣頭指揮をとり
ランナーをはずしてダミーランナーに交換し
背中で皆を引っ張ります。





みんなでソリを持ち上げてトラック内のコンテナに積み込みます。



この日は台風26号が関東を直撃しているまっ最中で
大雨強風の中積み込み作業が行われました。





まさに
2号機は嵐の中の船出。

旅立ちの時です。




強風で雨が横から吹き付ける中トラックに積み込みます。




コンテナの中にソリを収納します。






下町ボブスレー2号機は10月20日に
全日空様、日本通運様のご協力により
カナダのカルガリーへ向けて出発しました。(写真はイメージです。)