8月前半の大田区では、うだるような暑さとゲリラ豪雨に襲われていましたが
後半になると朝夕は幾分過ごしやすくなってきています。
そんなモノづくりの町大田区では
下町ボブスレー2・3号機の部品製作が鋭意進行中です。
新型ソリのコンセプト発表等はコチラ↓
新型ソリの図面を配布開始!!|下町ボブスレー公式ブログ7月30日の記事
7月8日に大田区産業プラザで開催された部品発注会議にて
図面が協力企業に持ち帰られ、各社とも普段の業務と同時進行で
世界に挑戦する下町ボブスレーの部品製作に協力いただいています。
またソリの追加図面や、スキャボーと呼ばれるソリを運搬する道具などの図面も
追加で配布されている状況です。
1号機から製作に携わっている企業と2・3号機から新たに協力を志願していただいている企業を合わせるとなんと70社以上で(1号機を製作した際の倍です!)壮大なモノづくりプロジェクトになっています。
しかも加工費無償で部品を持ち寄ってボブスレーを製作し
冬季五輪を目指そうという史上初で前代未聞のチャレンジです。
どんな金属加工技術が使われているかというと
切削(けずる)、研磨(みがく)、板金(折る・曲げる)
溶接(つなぐ)、熱処理、ばね、ネジ、ゴム、めっき、塗装 等です。
普段は様々な産業を支えている、専門性の高い基礎技術のネットワークを活かして
ボブスレーは製作されています。
それとやはり一つ一つの部品を作るのも運ぶのもボランティアなので
なによりこの地域の"心意気"で製作が進んでいます。
普段の業務を進めながら関わっているすべての企業へ敬服いたします。
そして、初めてのチャレンジには障害がつきものです。
これだけ多くの会社が集まって一つの事に取り組むのだから
困難な事があって当然です。
そのチャレンジを先頭に立って引っ張っていただいているのが
加工部会委員長の㈱エースの西村さん(写真中央)と
㈱フルハートジャパンの國廣[くにひろ]さん(写真左)です。
日々めまぐるしく進む部品製作の進行状況を確認し
各社の調整や問い合わせ対応・軌道修正等に対応しています。
9月中の完成に向けて、急ピッチで製作中です。
【モノづくりの町・大田区】への応援よろしくお願い致します!!