アメリカズカップに向けての改修から輸出 | 下町ボブスレーオフィシャルブログ

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下町ボブスレーは大田区の中小零細町工場が中心となり、世界の舞台で戦える国産マシンの開発をしようというモノづくりプロジェクトです。

下町ボブスレーは3月8,9日にレークプラシッドで行なわれるアメリカズカップに向けて改修作業が行なわれました。

下町ボブスレー改修


昨年末に全日本選手権に出場し、その後男子のトップ選手に試乗していただいた中から出てきた改善点や注文されたマシンの改修ポイントを修正しました。

改造ブレーキ取付け


改修作業の最後は改造したブレーキの取付けです。エンジニアはソチ視察から帰国後すぐに調整と作業に入ります。

下町ボブスレー搬出


マテリアルでの改修作業を終えて、梱包をしてくれる田中梱包へ運び出されます。下町ボブスレープロジェクトにとって国際大会の海外戦も初、輸出も初といった手探り状態が続きます。

TIACT


今回下町ボブスレーをアメリカに輸出するには日本通運様にご協力していただきました。
さらに2月20日の水曜日に東京国際エアカーゴターミナル様と日本通運様のご厚意でアメリカへ輸送される前の作業を見せていただく機会をいただきました。

羽田空港TIACT


下町ボブスレーメンバーは羽田空港の国際ターミナルに集合し、内部を見学させてもらいます。

日本通運トラック


田中梱包様で木枠に梱包された下町ボブスレーはTIACT(東京国際エアカーゴターミナル)内の日通様の倉庫に到着。

日通のトラックから運びだされる


トラックの荷台が開くと、下町ボブスレーはマシンの前後に分解され木枠に梱包されていました。

木枠に梱包された下町ボブスレー


日通様の倉庫で輸出する為の爆破物検査や様々な手続きが行われます。

木枠に梱包された下町ボブスレー


見学されてもらったメンバーは日本通運の社員様と梱包された下町ボブスレーの周りで記念撮影。

輸出の為の最終梱包


アメリカに向けた飛行機に積まれる前に最終的な梱包作業が行われます。

輸出の為の最終梱包


この物流ターミナル内の第一国際貨物ビルはサッカー場が3つ分の広さで柱が1本も使われていないという完全無柱構造で日本一の貨物上屋だそうです。

輸出の為の最終梱包


下町ボブスレーが人の手によって厳重かつ丁寧に梱包されていきます。初の国際舞台に向けて、様々な人達の手によって改修・輸出されるのを見ることができ、多くの方々の協力や支えによってこのプロジェクトは進んでいることが実感できました。

羽田空港


翌朝、下町ボブスレーは初の海外戦という国際舞台へ旅立ちました。