日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟・北野貴裕会長と大田区産業振興協会・野田隆理事長は、競技の普及振興および中小モノづくり振興活性化に関し包括協力協定を結ぶことで合意しました。
本協定により両団体は、具体的にはソリの開発にあたり情報交換等を通じて、東京都大田区の中小製造業が共同でボブスレー競技のそりを開発・製作し、冬季五輪をはじめとする国際競技大会を目指す「下町ボブスレープロジェクト」について相互に連携協力していくことになりました。
1時間の会見では、夢に溢れたこのプロジェクトを両者によって現実にしていこうという話を聞くことができました。細貝委員長は「選手がソリに合わせるのではなく、選手に合わせたソリをつくる。」と意欲を見せ、選手の意見や最新のテクノロジーを導入した男子用の1号機の開発をするという発表もされました。今年の10月からのシーズンに向けて9月に完成予定です。
また、新たに改造・改修した初号機を3月のアメリカズカップでトレーニングする為にアメリカに運ぶことも発表されました。
日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の北野会長と下町ボブスレー推進委員会細貝委員長の下町ボブスレー試乗ショットで会見を終えました。