テレビやラジオの「停波」である。
 
発災から3日も経たない1月4日午後4時時点で、NHK(約700世帯)をはじめ、地元テレビ局の石川テレビ放送・テレビ金沢・HAB北陸朝日放送の3局が約730世帯、北陸放送(MRO)では約2130世帯が影響を受けた
中継局の送信機が壊れたり、非常用電源のバッテリーが枯渇したりしたためである。
石川県輪島市の地上波テレビではNHKが約700世帯、上記民放4局が約730世帯、ラジオではNHKが約700世帯、MROは約6000世帯に影響が続いている。

これには驚きました。

こんなことあるんだなって。

でも、考えてみれば、、燃料があってバッテリーが動いてというものですから。

スターリンク経由の電波利用の機材が入ったそうですけど、、。

元金沢市長の山野氏(現在ソフトバンク)がフェイスブックに上げていました。

この時のこと教訓に、電波施設の在り方については進んでいくのではないでしょうか。

TV局がオワコンだってのは又別の話でしょうしね。コンテンツの話じゃないの?

電波に関しては災害時に途切れない仕組みが考えられるはずです。

 

能登地域は少子高齢化、過疎化が深刻で。

都会が見捨てるとかよりも先に県内で過疎の深刻さがずっと言われていたんです。

若い世代はずっと前から金沢か都会(大阪、東京、名古屋)に出ていた。

地元に就職先が無ければ仕事のある所に行くのは自然なことですし。

 

金沢から隣県の富山に行く方が近いんです。

能登は県内人でも観光に行くところだった。

遠かったです。

地方を見捨てる選択も同じである。

言葉だけなら、いま、こうして私が書いているように、いくらでも、誰でも並べられる。復興のコスパが悪いから諦めよう、諦めさせよう、などとは、口が裂けても言えないのかもしれないが、

そうであるがゆえに、誰にでも、いつでも言えるのである。

地方を見捨てる選択も、誰一人取り残さない選択も、どちらも、それぐらいたやすい。

 

まず復旧なので

地域の設計、建築やインフラの整備の青写真などはまだ分からないです、、。

少なくとも見捨てられたなどど現地の方は思わないと思いますよ。

昔から土地の文化を守り風雪に耐えながら地域で協力しながら生きてきた。

これは金沢生まれ育ちの私だってそう。

永らく「裏日本」という蔑称がついてまわってきた土地です。

(北陸新幹線、金沢開業で裏日本などどもう言われなくなるなって思ったものです)

どんな豪雪(災害級)にも負けなかったです。

必ず春がくると。

毎年そうやって生活してきました。

 

コスパが悪い、、のかもしれないですよ。

でも、世の中効率だけで回っていないはず。

能登は必ず立ち直ります。

えぇ、つけてもらえる予算は少ないのかもしれないですよ。

そこは分からないですが

与えられたものに感謝して生きていきます。

私達は負けないです。

 

「地方を見捨てる」という悪魔の選択が始まった…「能登半島地震」で露呈した日本社会の重苦しい未来 いつの間にか、見捨てたことになっていく (4ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

 

「縮小ニッポン」で繰り返される悲劇、過疎地域を直撃した能登半島地震の教訓 被害が甚大な輪島市、珠洲市などは人口減少が続く「全部過疎市町村」だった(1/6) | JBpress (ジェイビープレス) (ismedia.jp)