NHK大河ドラマ「麒麟がくる」のメインテーマ曲「Warrior Past」。ジョン・グラムさん。織田信長と明智光秀。「本能寺の変」へのカウントダウン。「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウと光秀。音楽家の情熱と行動力。松永久秀の平蜘蛛。

 

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各コラムで紹介した曲目リストは、「目次」で…

  

あの曲や動画はどこ… 音楽家別作品

 

*今後の予定曲

 

音路(9)ミュージシャン・オブ・麒麟がくる



◇麒麟がくる

前回はコラム「音路〔おんろ〕(8)情熱を消さないで ~ ビクトリーは来る!」と題して、ビクトリー(勝利)が来ることを書きました。
今回と次回は、2回にわたり、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に関する内容を書きたいと思います。

「麒麟がくる」は、2021年2月7日が最終回だそうですので、あと3回の放送ですね。
本コラムは、本来は日本史がメインのブログ(コラム集)で、「麒麟シリーズ」という、「麒麟がくる」の放送内容にあわせたコラムシリーズが別にあるのですが、テレビ放送が相当なスピード展開ですので、到底 追いつけません。
織田信長や明智光秀を中心に、放送終了後もそのシリーズは連載していきます。


今は、武田信玄の「駿河侵攻」あたりを書いており、これは信長と信玄の関係性を語る上で欠かせない出来事です。
信長の歴史でいえば、まだ「上洛作戦」直後あたりですが、歴史ファンの方々には、長い目でお付き合い頂けましたら幸いです。

今回のこのコラムは、「麒麟がくる」と直結した内容ですので、「麒麟シリーズ」の番外編でもあります。
歴史ファンの方も、音楽ファンの方も、どうぞお付き合いください。


◇久秀の平蜘蛛

最初に、歴史ファンの方にむけて、ちょっとだけ「麒麟がくる」のお話しを書きます。
大河ドラマ「麒麟がくる」の「第40回 松永久秀(まつなが ひさひで)の平蜘蛛(ひらぐも)」と、「第41回 月にのぼる者」も、たいへん見応えのある内容でしたね。

名茶釜といわれた「平蜘蛛」は、歴史的には、この時点で行方不明となっています。
今、その姿を見ることはできません。
この釜が、最後にどのような状況であったのかは、はっきりとはわかっていません。

言い伝えでは、松永久秀がこの釜を抱いて、信貴山城(しぎさんじょう)で大爆死したという話しも残っていますね。
久秀が、常日頃から、「信長に平蜘蛛を渡すくらいなら、粉々に破壊しろ」と言っていたことも理由かもしれません。

* * *

松永久秀は、日本史上の「三梟雄(さんきょうゆう)」と呼ばれる三悪武将の一人です。

史料などを見ると、久秀はち密な陰謀力だけでなく、かなり豪快な一面を持っていたように伺えます。
そんな人物像から、釜を抱いての大爆死も、想像できないこともないように感じますし、そのほうが彼らしい潔い最期だとも感じます。
ただ、実際の彼の最期は、はっきりとはわかりません。
燃えさかる城内で、自刃したことだけは確かだと思います。

自刃の前に、この茶釜を、叩き割ったという説もあります。
この釜は、歴史からこつ然と消えますので、おそらくは、この時に破壊されたように感じます。

* * *

「麒麟がくる」の中では、この釜は、実は明智光秀に渡っていて、このドラマの中で相当に重要な役割を果たしましたね。
まさか、茶釜「平蜘蛛」に、これほど重要な役を任せるとは…。

さすが作家の池端俊策(いけはた しゅんすけ)さんです。
今回の大河ドラマには、現代人の思想だけでなく、それとは異なる戦国時代当時の人間の思想もしっかり活かされ、なにより歴史を愛し理解している人間の思想が反映されている気がします。
ドラマ制作では、映画監督の黒澤明さんの娘さんで、衣装デザイナーの黒澤和子さんも大きな役割を果たしており、このドラマ映像は「黒澤映画」の香りも漂います。
まさに近年稀に見る、一級品の「歴史ドラマ」だと感じます。

* * *

「第40回 松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも)」の中で、明智光秀(演:長谷川博己さん)が「この釜は、松永久秀(演:吉田鋼太郎さん)のワナだ」と、とんでもない考え違いをしました。

それを聞いて、この釜を光秀に届けた伊呂波太夫(いろはたゆう・演:尾野真千子さん)が、光秀を一喝した場面は痛快でした。
個人的には、あの尾野真千子さんですから、ものすごいド迫力で、光秀を猛烈に叱責すると思ったのですが、静かに涙目で語りましたね。
真千子さんの「十兵衛!何ぬかしとんねん!アホんだら!」も、ちょっと聞いてみたかった…。

この釜に込められた久秀の思いや、この釜を所有する人間が持つべき意味を、光秀はすぐに悟り、表情が一瞬で変わりましたね。


◇武将たちのライバル競争

たしかに、戦国武将の中には、死後ではあっても、敵にワナをかけて、死んでいく武将は多くいました。
毛利元就、武田信玄など、それは、自身の武家の安泰を願ってのワナでしたね。
松永家は、ここで滅ぶ覚悟の最期でした。

ドラマのように、羽柴秀吉が、この平蜘蛛の一件を使って暗躍するのも想像できます。
戦国時代は、織田軍に限らず、軍団内の出世争いは激烈です。
同じ軍団ではあっても、足の引っ張り合い、告げ口、悪い噂…、を執ように行います。
秀吉はもちろんですが、光秀にもそうしたことを行ったという説があります。

* * *

織田軍内の有力家臣どうしのライバル競争で、リードしていたのは、秀吉と光秀であったのだろうとは思います。
信長も、そう見ていたかもしれません。

個人的な想像ですが、秀吉が、織田軍内でその存在を特に恐れたのは、明智光秀と滝川一益ではなかっただろうかと感じます。
他の者は、知力でも、武力でも、秀吉には対抗できないと思います。

歴史が証明したように、柴田勝家や丹羽長秀には到底 無理です。
惜しいかな佐々成政の佐々家には、有能な人材をすでに相当に失っていました。
あの竹中半兵衛と蜂須賀小六は、秀吉の配下です。

ただ、滝川一益には、卓越した戦術頭脳と戦闘能力はあっても、それ以上の地位に上がるには、少し足りないものがありました。
滝川が支えない柴田勝家など、役に立たないかもしれません。
織田家の古参の役に立たない武将たちは、信長によって次々に追われていきましたね。
少しやり過ぎのように感じますが、柴田も時間の問題だったでしょう。

信長は、人間を見抜く天才でもありましたので、すぐに家臣たちのさまざまな偽りの雑言はわかったことでしょう。
信長、信玄、謙信、家康…、みな卓越した眼力と人心掌握術を備えていましたね。
だからこそ、ビッグネームの大武将になれたのです。


◇軍団の裂け目

ドラマでは、最終的に、光秀が信長のもとに、この茶釜「平蜘蛛(ひらぐも)」を届け、君主としての「大正論(だいせいろん)」を語ります。
信長が、自身でそれを理解していないはずはありません。

秀吉なら、そんな大正論を、信長に語ることはしないでしょう。
秀吉なら、逆に、信長に大正論を上手に語らせ、秀吉自身が叱責を受けるようにもっていき、ひれ伏したであろうと思います。
これが、光秀と秀吉の大きな違いでもありますね。

* * *

信長と秀吉のすごさは、相手の心理の先回りをするところにありましたね。
相手の心にすんなり入り込み、相手の行動につながるような言葉を選ぶのが、この二人です。
そして、自身(信長・秀吉)が期待し、思い通りにできる内容を、相手のクチで語らせるのが、この二人の話術です。
相手がそれを語ったら、そこで勝負ありです。

ドラマの中にも、そんなことを匂わせる信長の台詞がありましたね。
光秀は、気がついていません…。

* * *

もともと明智光秀は、信長の家臣になったのは遅く、中途採用組で、いわゆるヘッドハンティング採用です。
おまけに、信長がのどから手が出るほど欲しい、源氏系の名門武家の子孫で、将軍の近習です。

光秀が家臣になるまでは、信長は光秀に相当に気を使った丁重な応対をしており、おまけに明智家のルーツは織田家よりもはるかに格上、それに光秀のほうがおそらく年上です。
信長が、光秀のことを、岐阜の金華山の山頂の名石のように、古い因習にとらわれた、頑固な固い「石頭(いしあたま)」と感じていても不思議はないと思います。

実際に、光秀が、家臣になってから、あの性格の信長に「大正論」をぶちかますなどということは、少し考えにくいですが、二人の関係性は非常に微妙な段階に入っていた可能性はありますね。

一方、信長は、秀吉の、そつの無い言動、計算高さ、人並み外れた人心掌握術、すぐにアホ役者を演じられる筋金入りの根性…には、恐れを抱き始めた時期かもしれません。

信長は、「上司(信長)の頭の中を想像しろ。上司よりも努力しろ」と部下を叱責する、典型的なタイプの上司でしたが、その信長でさえ、終盤はこの二人に、相当なストレスを感じていたかもしれません。
嫡男の信忠(信長の後継者)で、この二人を操縦できるか心配はあったはずです。

信長の近くにいた、正反対のタイプの有能な「知恵袋」の二人…、大正論をぶつけてくる光秀…、大正論をオレ(信長)に言わせる秀吉…。


伊呂波太夫(尾野真千子さん)、ここで…「三人とも、何ぬかしとんねん!」。

* * *

ドラマの中では、案の定、大正論を語る 光秀の言葉に対抗するような言葉を、信長が吐き捨てます。
そして、これまた、すぐに信長の言葉を鵜呑みにするのが、ドラマの中の光秀です。

人の性格と言えば、それまでですが、ドラマの中の光秀のような正義感や正論でいっぱいの人物は、悪者たちから見たら「使いやすい人物」と思われてしまうかもしれませんね。
実際の光秀は、どうだったでしょうか…?

* * *

秀吉ほどの眼力ですから、いずれ信長と光秀の間が避けることくらいは、わかっていたのかもしれませんね。
秀吉からしたら、その裂け目は、「狙いどころ」以外の何ものでもありませんね。

朝倉家にしても、松永久秀がいた三好家にしても、武田家にしても、上杉家にしても、足利将軍家にしても、こうした裂け目こそが、敵の「狙いどころ」でしたね。

今回の大河ドラマの「本能寺の変」は、やはり大きな陰謀の渦に巻き込まれていく光秀の姿なのかもしれません。
彼は、本当は「悪者のナンバー2」ではなかったのかもしれませんね。


◇彼にしか、できない…

戦国時代を振り返ると、軍団の二番手の実力者には、大きく3パターンがあるような気がします。
裏方の悪役に徹し、ナンバー2として最終的に責任のない安定的な地位をつくろうとする人物…、主君の言動を戒め、あくまで主君を立派に支えていく人物…、いつかは主君にとってかわろうと画策する人物…などがあるように感じます。

ここまでの大河ドラマの中の光秀を見る限り、どの人物像かは明らかなようにも感じますね。

* * *

明智光秀は、天下の「裏切り者」とよくイメージされますが、実は、光秀側からすれば、天や民衆、多くの武士を裏切ったのは信長のほうだと感じるかもしれません。
光秀は、当初、信長にたいへん期待していただけに、「裏切られたのは、私のほうだ」と言いたいかもしれませんね。

ドラマの中では、光秀に、すでに覚悟が芽生え始めているようにも感じますね。

私は個人的には、周囲はすでに信長排除の動きが始まってはいても、光秀はまだ迷いの中にあり、その後の武田家滅亡と恵林寺焼き討ちが、光秀だけでなく、世の中すべてが、「信長ではもうだめだ」と最終判断をくだしたのだろうと思っています。

個人的には、当然、その中には、秀吉も、家康も、毛利も、上杉も、公家たちも、多くの仏教勢力もいたであろうと感じています。
彼らは自身では行動しませんが、その後の自身の行動はしっかり準備していたであろうとは思います。

実際にそれを決行できる人物は…、それを任せることができる人物は…、その気概を持っている人物は…、あの実質的な「ナンバー2」しかいないであろうとも感じます。
光秀は、戦国時代にあまりにも大きな実績を残した、偉大な「ナンバー2」だったのかもしれませんね。

ひょっとしたら、光秀は、その先にあったかもしれない日本の暴走を止めたのかもしれません。

1582年3月、武田家滅亡。
1582年4月、恵林寺焼き討ち。
1582年6月、本能寺の変。

ドラマの中でも、カウントダウンは近いですね。


◇最後の手段

信長の家臣団からは、松永久秀に限らず、多くの裏切り者が出ました。
みな、少しずつ覚悟や決意の時期がズレていましたね。

みな、武田信玄か、上杉謙信を頼ったのですが、二人とも、その途中で病死してしまいます。
頼ったにも関わらず、突然 残された者たちはみな、信長に討たれていきました。
単独では、信長とは勝負になりません。
信玄も謙信もいなくなって、もはや正攻法の戦(いくさ)では、信長を倒せないと、周囲は覚悟を決めたのかもしれません。

あとは、あの眼力のある信長を、どうやってワナにかけるか…。

* * *

大河ドラマ「麒麟がくる」の中で、私が気になる点は、帰蝶(きちょう・信長の正妻)が、その時に本能寺にいるのかどうか…。
(ドラマとして)どうか、いてほしい…。

今回の大河ドラマ「麒麟がくる」は、やはり明智光秀が主人公でもあるせいか、普通の歴史ドラマよりも、状況がくわしく描かれていきますね。

信長や光秀のお話しは、コラム「麒麟シリーズ」のほうで、おいおい書いていきます。


◇パイレーツ・オブ・ジャパン

さて、今回の「音路(おんろ)9」では、その大河ドラマ「麒麟がくる」のメインテーマ曲を取り上げたいと思います。

大河ドラマのメインテーマ曲は、毎回、その時代の実力ある音楽家が手がけることが多く、素晴らしい楽曲が多くありますね。
個人的に、今回の曲は、結構 挑戦したように感じています。

* * *

私は、この楽曲を初めて耳にしたとき、「大河にも、この手の重厚感がやって来たか」と一瞬、感じました。
「重厚がくる」…。

この十数年の多くの映画やドラマで流行している、重厚で骨太、暗さが強調されたような、独特の戦闘イメージのサウンドです。
どんどん深く、太く、暗く、厚く、重くなっていくようにも感じます。
昭和の時代のそれらとは、明らかに違う気がします。

言葉では説明しにくいのですが、代表的には、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」に登場してくるような壮大で重厚、暗さや戦闘をイメージさせる、猛烈な迫力を持った音楽の要素です。

個人的なイメージとして、私には「この手」と呼びたくなる音楽要素です。
私は相当に好きな音楽スタイルです。

* * *

クラシック風という言い方は日本的かもしれませんが、この「麒麟がくる」のメインテーマ曲には、昔ながらのさまざまなクラシック音楽の様式美がありますし、日本的な美意識の要素も含まれている感じがします。

これまでの多くの大河ドラマのメインテーマ曲でも、日本的な「奥行(おくゆき)」のある重厚感はありましたが、今回は何かが違う気がします。
作曲家が外国人だということも影響しているのでしょうか…。

今回の大河ドラマの、戦国時代の壮絶な戦いや陰謀、最後にやってくる悲劇的な運命を考えると、こうしたパイレーツ的な重厚感…言いかえると「ひとりの偉大で孤高の戦士の悲劇的な壮絶死のイメージ」は、とてもいい選択のように感じます。

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の海賊船長ジャック・スパロウ(演:ジョニー・デップ)と明智光秀を、重ね合わせられないこともない気がします。
両者とも、理想と誇りを持つ、孤高の戦士であり、孤独な旅人ですね。

* * *

今回の「麒麟がくる」のドラマの中の多くのシーンでも、背後にある音楽の存在は絶大だと感じます。
実際に、世の中の視聴者の、この音楽に対する反応は、近年の他の大河ドラマとは、少し違うものにも感じます。

「本能寺の変」の中にある、何かの悲壮感がそうさせるのでしょうか…。

「麒麟がくる」の中にある「孤高」と「悲壮」…、音楽家はもちろん、多くの人をひきつけそうですね。

* * *

作曲は、米国の音楽家のジョン・グラムさんです。
演奏は、広上淳一さんの指揮による、NHK交響楽団です。
まさに、この楽曲と演奏は「パイレーツ・オブ・ジャパン」…。

もし、外国の別の楽団や演奏者が演奏するとなると、また違った重厚感の音楽世界が作られるのかもしれませんね。

次回のコラムで、「この手」の重厚様式美をご紹介するつもりでおります。


◇メインテーマ曲「Warrior Past」

下記に、実際のテレビ放送では挿入される俳優や関係者の名前を、あえて削除した、「麒麟がくる」のオープニング映像をご紹介します。

*現在は、その映像は削除されています。

もちろん、名前が入ることを前提に映像は作られてはいますが、名前文字をはずした映像を見ると、よりこの大河作品の魅力に近づける気がします。
名前文字のない映像を、どうぞご覧になってみてください。
映像の中に、光秀の姿がより鮮明に見えてくるかもしれません。

♪「麒麟がくる」メインテーマ【NHK公式】

*現在は、削除

 

♪「麒麟がくる」メインテーマ

 

この楽曲名の英語タイトルは「Warrior Past」だそうです。

番組タイトルとどちらが原曲名なのかとも感じてしまいますが、同じ「兵士」の意味でも、「soldier」とはしっかり区別されているのは、日本人としてうれしい限りです。
 

「soldier」は通常の兵士ですが、「Warrior」は、歴史上の偉大な戦士にしか使わない英語表現ですね。

問題は「Past」をどのように考えるかでしょうか…。
現在から見た過去…、信長時代よりもさらに古い時代の過去の戦国武将…、何かを通り過ぎていった…、何かの先に…、何かをやり遂げた…、暗い過去…、役に立たない…、やりかねない…、何かを超越した…、永遠…。
どの「Past」なのかは知りません。
ですが、光秀には、どの「Past」も似合う気がします。

光秀は、日本が誇る「偉大な戦士」のひとりに入っていてもいいのかもしれませんね。


◇ミュージシャン・オブ・麒麟がくる

今回の大河ドラマは、新型コロナの影響もあり、放送が一時的に中断しました。

実は、その間に、音楽活動を行う多くの方々が、この楽曲の演奏を行い、ネット上に次々に演奏動画をアップしたのです。
その演奏楽器の種類の多さ、演奏の数の多さには、驚かされます。

各県のオーケストラはもちろん、各県の県警の音楽隊、学校の部活動でも、こぞって演奏しました。
ここまでの演奏数の多さは、これまでの大河ドラマでは見たことがありません。

もちろんドラマ内容の素晴らしさが影響したのでしょうが、この楽曲の持つチカラも相当にあった気がします。

* * *

プロから一般の方まで、相当な数の演奏動画がありますが、その中から、プロの演奏動画を少しだけご紹介します。

音楽家の方々の卓越したテクニックと熱意が伝わる演奏動画ばかりで、「麒麟がくる」を見る視聴者や、歴史ファン、音楽ファン、学生さんたちにも、感動や情熱、音楽の素晴らしさが伝わるものと思います。

* * *

ちょうど今のコロナ禍は、人間の「行動力」が試されている時ですね。

音楽で世の人たちを引っ張る音楽家の方々の「行動力」を見ていると、これからの時代も、音楽があれば なんとかなる…そんな気がしてきます。
きっと何度生まれ変わっても音楽家になるような方々は、日本にもたくさんいるはずです。
「音楽文化」を日本に継続させていくことは、絶対に必要なことですね。

今回のコラムへのリンクにあたり、プロの方々のご協力に、心より感謝申し上げます。

たまたま、私がユーチューブ上で出会った動画ですが、みな「スゴ腕」のミュージシャンの方々です。
まさに「ミュージシャン・オブ・麒麟がくる」の方々です。

下記に、その演奏動画をご紹介します。
今後、随時 追加していくかもしれません。

あわせて、企業公式動画映像も若干数、加えておきます。

* * *

青山 涼 様
♪マンドリン演奏

 


”カッツ―”勝俣祐哉 様 & 佐藤大希 様
♪尺八&ピアノ演奏

 

nanaha 様
♪ピアノ演奏

野木由美子 様
♪電子オルガン演奏

 

渡辺ちえ 様
♪バイオリン演奏


♪フルート演奏【企業公式】

 

 

♪鍵盤ハーモニカ演奏【企業公式】

 

♪Osaka Shion Wind Orchestra(大阪市音楽団)【企業公式】

 

どの映像からも、音楽の素晴らしさ、楽しさ、そして演奏者からの勇気や励ましが、ひしひしと伝わってきます。

音楽の大きな「チカラ」を感じました。
感動を与えてくれた演奏者の方々に感謝したいと思います。

* * *

皆さまでしたら、どの楽器で演奏してみたいですか。

ネット上には、一般の方々の演奏動画も、たくさんの数があります。
多くの人々に、ここまでやってくれたら、「麒麟(きりん)」も本望だと思います。

麒麟とは、冒頭写真の左側にいる、伝説の生きものです。
平和・安らぎ・愛のある地にしか訪れない…、見た目は怖いが、優しい生きものです。

今回、麒麟が、音楽とともに日本中に訪れていたとは、まったく知りませんでした。
自宅に「麒麟が来た」人たちが、これほどいたとは…。

まだ来ていないという皆さまのところにも、このコラムを通じて…
麒麟がくる?

* * *

次回「音路(おんろ)10」は、この続きを書きます。

 

コラム「音路(10)パイレーツ・オブ・クラシック」につづく

 

2021.1.21 天乃みそ汁

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