新型コロナ問題。医療現場で何が。医療従事者と行政が見ている画(絵)。はやぶさ2。日本医師会。

 

 

違う画 (コロナと はやぶさ)

 

◇医療現場で何が…

新型コロナの影響で、日本各地の医療現場が非常に危機的な状況に近づいているようです。

12月6日のテレビ番組で、日本医師会の会長さんが、「実際の医療現場の従事者や関係者と、行政の人たちが、違う画(絵)を見て判断していたら、たいへんなことになる」という主旨の話しをされていました。

私はテレビニュース部分しか見ていませんが、何度もテレビニュースで流されており、心に突き刺さる言葉です。

たしかに、コロナとの戦い方には、さまざまな方法が考えられるとは思います。
ただ、この期に及んで、実際に戦う相手は新型コロナであるはずなのですから、敵のコロナの実態、その被害の実態、現場で戦う医療現場の実態については、当局が正確につかんでいてほしいと思います。

* * *

テレビ報道では、大阪での自粛要請により、一部の観光客が京都に行先を変更していると言っています。
その内容を裏付けるようなインタビューなども流されています。
多くの県が観光客を減らしている中、京都、石川、島根に観光客が流れているとの報道も見ました。
これも、実態がよくわかりません。
どの程度の規模で人々の行動変化が起きているのか、報道機関は自身の手で、実態をもっと調査してほしいものです。

* * *

それから、実際の医療現場の映像が、テレビ報道で少なすぎて、実態がよくわかりません。

先般、テレビ番組を見ていましたら、コロナの医療現場に清掃業者を入室させることができないので、医師や看護師が、部屋の殺菌除菌作業を行っていました。
医療業務でさえ、手いっぱいのところに、そうした清掃業務まで行っているのかと愕然としました。

こうした作業なら、通常の自衛隊員や一般の公務員でもできるのではないかと、素人ながら思ってしまいます。
ひょっとしたら、看護師の方々は、他にも仕事が増えているのではないかと思ってしまいます。

* * *

他にも気になるのは、無念にも、亡くなられた感染者たちの状況です。
その時、家族はどのような状況で過ごし、最期の対面は行われているのか、また遺体はどのような手順で処置されていくのか、これも、話しを聞くだけで、実態がよくわかりません。

亡くなられた方々は、最期をむかえる時に、どのような心境でいたのか…。
まったく意思表示できていないのか…。

以前に、米国のある施設で、多くの遺体が、ある部屋に積み上げられていたという報道を見ました。
報道で、日本の死者数を、毎日知らされても、その死の実態が想像できません。

* * *

それに、コロナ患者の症状の違いについても、よくわかりません。
重症者はみな、人工呼吸器をつけてはいるのでしょうが、意識があり、意思疎通ができるのかも、よくわかりません。
おそらく患者により、それぞれなのでしょうが、この症状の違いや進行状況がよくわかりません。
「いろいろあります」…では、報道ではないと思います。

軽症者は、ひとりで活動できるのでしょうが、治療やお世話が必要になる中症以上では、誰がどのような世話を行っているのか…、その時、家族はどのような行動をとれるのか…、私にはわかりません。

医療現場では、こうした症状の違いによって、患者を別の医療機関に搬送したりしているようです。
スムーズに患者が移動できるとは思えません。

いったい、医療現場で何が起きているのか、取材は相当にたいへんなのはわかりますが、テレビ報道で、もっと映像を流してほしいと思います。


◇はやぶさ 2

さて、話しはかわり、「はやぶさ 2」のカプセルが地球に戻ってきましたね。
今回は、カプセルだけの帰還で、本体は、また別の星に向かいました。
こちらはこちらで、忙しいことです。

このコロナ禍で、一部には、この莫大な開発費と運用費に、批判がないわけではありません。
その話は、横に置いておきます。

* * *

今回も、「はやぶさ 1号」と同じように、その帰還映像の破壊力に驚かされました。
これは、アニメーションでも、CGでもありません。
実物の動画映像です。

星が輝く宇宙空間の中、水平に伸びていく光の帯…、個人的に感動しました。
といいますか、不覚にも感動させられてしまいました。

実映像は、やはり何かが違います。
さらに、これは基本的に、人間が手を加えて、その様子を変えることができません。
そこには、本物の実態があります。


◇違う画(絵)

冒頭で、日本医師会の会長さんの言葉を紹介しました。

ある実態について、人によって見方が変わるのは当然でしょうが、その画(絵)が、どこかで曲げられてしまい、都合よく利用され、お互いの画(絵)をいつまでも批判していたのでは、その間に患者が増え、死者が増えます。
せめて、当局には、その画(絵)をすり合わせるか、本物の実態がどのようなものかを、しっかり把握してほしいと感じます。

危機意識は、人によってさまざまですね。
私たちひとりひとりも、見ている「画(絵)」が異なります。

自身の見ている「画(絵)」が、他人からは、どのように見えているのか…、自身の見ている「画(絵)」に何か見えていない実態がないのか…、自問自答していきたいと思います。

そして、それぞれ多くの人たちが、どのような画(絵)を見ているのか…、テレビ報道では、たくさんの画(絵)を見せてほしいものです。

「誰にもわかりやすくした報道」や「出されるままの不明瞭な統計数値」では、実は、視聴者は、実態や本質がつかめないのかもしれません。

実は、私は「はやぶさ」が何を目指して、羽ばたいていったのかを知りません。

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2020.12.6 天乃みそ汁

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