先日から新作「志政報告17号」を配っています。
もう少ししたらWEBにもアップします。
写真は阪急苦楽園口です。
西宮市議会議員になってから配ったチラシの枚数は、
220万枚に到達。
17号を終えれば240万枚です。
1枚は誰でも配れます。
10枚も簡単に配れます。
100枚も難しくはありません。
1000枚も、その気になれば配れるでしょう。
1万枚も、腹を括れば不可能ではありません。
ですが、10万枚はそう簡単ではありません。
100万枚を超えるのは、
ちょっと違った領域に入っていくと思います。
「何を配るか」は言うまでもなく大切なことです。
ダメなチラシを220万枚発生させても、
ごみになるだけなので(笑)
一方で、圧倒的な量をもって
質に変えるという発想も、
忘れてはならない考え方ですね。
政治活動には様々なスタイルがありますが、
僕は「これまで政治に興味のなかった方に遊びに来てもらおう」
というスタイルなので、とにかく配るということを継続しています。
もちろん、
ちゃんと議会で仕事しないと報告するネタがなくなっちゃうので、
議会が主戦場なのが大前提です。
・・・
20対19で可決してしまうんじゃないかという、
職員定数に関する条例。
それどころか、僕の所属する政新会も賛成に回りかねない。
そんな雰囲気すらありました。
もし会派が賛成するなら、
僕は政新会を出て行くしかないな。
そう覚悟していました。
(Blogにはちょっと書けないものも含めて)
他の議員と個別に色々やり取りがありましたが、
本会議最終日の採決までに、
僕の所属する総務常任委員会で集中して議論されますから、
その答弁を聞いてから、結論を出すことになりました。
…で、その重要な質疑ですが。
質問:職場でどれくらい育児休業が取得しづらいのか、
「○○局××課では3名希望のところ1名しか
取得できていない」というような数値を示して、
具体的に説明して下さい。
市:そのような数値は持ち合わせておりません。
質問:議事録に残る会議で、育児休業やワークライフバランス
について、どのような議論がされたのか示して下さい。
市:議事録はございません。
質問:では、何を根拠に「育児休業が取得しづらい」と
主張しているのですか?
市:人事ヒアリングなど、普段の情報交換からです。
質問:では、人事ヒアリングの記録はお示しできますか?
市:記録は取っていません。
質問:西宮市役所の育休取得率と、
西宮市内の民間企業の育休取得率を教えて下さい。
市:女性で言うと、西宮市役所は100%、
民間企業の平均は88%です。
根拠となる数値もなければ、
議事録に残る会議体で議論をした形跡もない。
育休取得率は100%、
提案した理由は普段の情報交換=立ち話程度…。
・・・
こうなると、賛成する理由など何もないでしょう。
説明になっていないのだから。
会派の会議では、
一部、賛成しても良いとする意見も出ましたが、
理由はあくまで「戦略的にそうした方が良ければ…」だったので、
10名のうちのほとんどが反対を主張し、
会派の態度は反対となりました。
議会の結論としては、
政新会、公明党、会派・ぜんしん、維新プラスが反対し、
13対26で否決することができました。
・・・
このように、西宮市のまちづくりの方向性は、
議会の動きで大きく変わります。
だから「市議会議員は誰がやっても同じ」ではないんです。
そんな内容の志政報告17号を、今日も配っています。
とりあえず、
会派を出ることにならなくてよかった…(*´д`*)ハァハァ
それでは、今日はこのへんで。
ありがとうございました!!
川村よしと