「◯◯削減!=改革する姿勢」になるなら、何て楽なのだろう。 | 西宮の筋肉議員、川村よしとの活動日記。

西宮の筋肉議員、川村よしとの活動日記。

西宮市議会議員の川村よしとです。
仕事やプライベート、トレーニングのことなどを気軽に書いていこうと思います。
こっそり、筋肉議員枠での認知度向上も狙っています(笑)


テーマ:
バランス感覚を養うために、トレーニングにスラックラインを導入。



最初は立つこともできませんでしたが、
7メートルくらいは歩けるようになりました。

・・・

議員の人数を減らすべきかどうかについての、現段階での僕の見解です。

今回の定例会で、
議員定数を41人→40人にする条例案が提出されましたが、
それに反対して否決となったので。

ちなみに、過去は状況と理由が違ったので、同様の議案に賛成しています。

・・・

26歳の時、
僕は議員定数ゴリゴリ削減派でした。
数を減らして、少数精鋭で機動的な議会にすればえーやんというのが主な理由です。

当選した後、削減の是非が議論になった時、
「コレだけは選挙の時の約束だから譲れない」と、会派にムリを言いつつ、
理由もしっかり準備して、削減案の提出者にもなったと記憶しています。

ですが、実情を知った2期目の選挙では、
定数削減を政策としては掲げませんでした。

前提として、
何をどう調べても、どう考えても、
何人が適切かというのに、論理的な根拠はありません。

また、二元代表制や代議制民主主義という制度そのものは、
議員が多少減ろうが増えようが、問題なく機能するようにできていると思います。
議員が少し減ったくらいで機能しなくなる、
脆弱な制度だったらマズイですよ。

よって、議員がひとりいなくても議会は機能したので削減…というのは、
理由のようで理由にならないのです。

また、身を切る云々の話もありますが、
西宮市議会に、これ以上削る身は残されていないと思います。

議員報酬どころか、
議会運営のすべてにかかる費用は、市の全予算の1%以下です。
議員定数や議員報酬の話は、手取り30万円のご家庭の3000円以下の使い道の話なので、
それをもって身を切る改革、身を切る姿勢と言うのも、
もはや苦しいと僕は考えています。

・・・

さて。

議員の数は、西宮の場合、35名程度が良さそうだと個人的には考えています。
これは、根拠のない感覚値です。

ただ、これも感覚値ですが、
投票率が今の倍くらいになれば…という条件付きの削減にしないと、
潜在的に存在する良くない状況が、顕在化してしまうと考えています。
以下、理由などを述べます。

例えば前回の選挙の時、議員定数が35名だとしたら、改選後の会派構成は以下の通りになります。

公明党 8名
政新会 7名
会派・ぜんしん 4名
共産党 4名
市民クラブ改革 4名
(当時の)維新の党 3名→ちなみに、選挙は1位、2位、3位を独占。
会派無所属 5名

議会の4分の1近くが公明党になります。
ちなみに、定数を30名にしたらどうなるでしょう?

公明党 8名
政新会 6名
会派・ぜんしん 3名
共産党 3名
市民クラブ改革 3名
(当時の)維新の党 3名
会派無所属 4名

公明党さんの無双状態です(笑)
では、25名にしたら??

公明党 8名
政新会 5名
会派・ぜんしん 3名
(当時の)維新の党 3名
共産党 2名→3名以下は会派を組めません。
市民クラブ改革 2名→同上。
会派無所属 2名

公明党が中心で、市政運営ができる状況です。
別に、公明党さんを否定しているのではありません。
実際、いちばん真面目な人の多い会派だなぁ…というのが僕の感覚ですし。
しかし、公明党が強固な支持基盤を持っているのは、みなさんご存知のことと思います。

議会は、市民の代表で構成されますが、
国政の政党支持率などのデータを見ても、
市民の大半=公明党支持ではないはずです。
(1位〜3位の維新については、既に別の政党になっていますし。)

しかし、現状の投票率で削減を進めると、
強固な支持基盤=組織票を持つ人の多い議会になります。

議員であれば、誰もが組織票っぽいものを少しは抱えているのではないでしょうか。
ただ、その組織の支持だけでは当選できない状況、
つまり、目に見えない民意の支持も獲得しなければ選挙に勝てない。
そのために、候補者自身がもっともっと、政策を研鑽しなくてはならない。
そんな状況を作る必要があります。
だから、投票率を上げることが重要なのです。

・・・

ちなみに、議員定数を20名にすると面白い現象が起こります。

政新会 5名
公明党 4名
会派・ぜんしん 3名
(当時の)維新の党 3名
共産党 2名→会派不成立。
市民クラブ改革 2名→会派不成立。
会派無所属 1名

公明党さんが半分になりました。
では、あえて18名にすると…

政新会 5名
公明党 2名→会派不成立。
会派・ぜんしん 3名
(当時の)維新の党 3名
共産党 2名→会派不成立。
市民クラブ改革 2名→会派不成立。
会派無所属 1名

実に興味深いですね。
これは、2500票前後に公明党候補者がかたまっているので起こる現象です。

繰り返しになりますが、僕が政党無所属で選挙をしたからと言って、
特定の政党批判をしたいわけではありません。

今の状況で際限なく削減をし続けて大丈夫ですか?
そんな問題提起をしておきたいのです。

・・・

身を切る改革と、身を切る姿勢は違う。
…といった答弁が、本会議質疑で展開されていました。

別にどっちが何でもいいんですが、
条例提案をするなら、
削減派の僕のところには事前交渉に来てほしかったですね。

選挙公約だから条例提案したけど否決されましたスンマセン!
…みたいな、雑さがとても気になりました。

言葉を選ばずに言うなら、選挙前のアリバイ作りと人気取り。
そう思われても仕方ない気がします。

そういう意味で、身を切る姿勢に真摯さは見受けられませんでした。
それは、内容以前の話だと思います。

・・・

投票率をグンと上げてから議員定数を減らすべき。

コレが今の僕の考えです。

定数、減らしたいんすよホンマは。




それでは、今日はこのへんで。
ありがとうございました!




川村よしと

川村 よしとさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります