【POLICY】週3勤務、年収600万円、出来レースのお友達採用? | 西宮の筋肉議員、川村よしとの活動日記。

西宮の筋肉議員、川村よしとの活動日記。

西宮市議会議員の川村よしとです。
仕事やプライベート、トレーニングのことなどを気軽に書いていこうと思います。
こっそり、筋肉議員枠での認知度向上も狙っています(笑)


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現時点(平成27年3月31日)で、情報は明らかになっておりませんし、
一般質問を行った3月4日時点ではまだ何も決まっていないくらいの
段階だったかとは思いますが…。

結論から言うと、
週3勤務、年収600万円の政策アドバイザーという職に、
市長のお友達が来ることになりそうです。


…なりそうです(笑)

その人の名前は、この文章のどこかに隠れていますよ☆
不正解になることを、ギリギリまで願っております。

□■□

平成27年3月定例会の一般質問で取り上げた内容です。
議事録ではありませんが、原稿ベースでやり取りしているので、
内容に大きなズレはないかと思います。

再質問以降は、その場のやり取りなのでメモベースで起こしております。
議事録が公式にアップされたら、そちらに修正する予定です。

【軽い説明と質問】
次は、政策アドバイザーについてです。
2月10日発行の市政ニュースで、
「政策立案の業務経験者求む!未来の西宮を作ろう
 政策アドバイザー募集」という求人が、突然広報されました。

募集要綱の詳細は配布資料4ページ⑤にまとめさせて頂きました。

政策アドバイザー

これらについて、単純に疑問に思ったことを、
確認の意味も込めて質問したいと思います。
ぜんぶで4点あります。

1点目。
業務内容を「ブランドマネジメント」の手法検討や、
まち・ひと・しごと創生法に基づく「地方人口ビジョン」および
「地方版総合戦略」策定に係る調査・分析など。
…と、していますが、副市長以下、当局の優秀な部下の方々が
おられる中、政策調整会議も行われております。
政策アドバイザーとして人を雇わなければならないほどに、
不足している要素は何ですか?


2点目。
嘱託職員として雇用するとなると、業務委託のように成果が分からず、
議会への報告義務もないことから、効果検証が難しい
と考えられます。
何をもって成果とするのか。
また、その検証方法も合わせてお答えください。

3点目。
週3日勤務で月額42万9000円。
期末手当も含めると年収約600万円にもなりますが、
この金額の算出根拠をお答え下さい。

4点目。
試験の内容が、小論文、面接・プレゼンテーションとなっています。
小論文のテーマ、指定字数、評価基準、評価者をお答えください。
また、面接・プレゼンテーションの所要時間、評価基準、面接官をお答えください。

2月28日に選考が終わったばかりですので、
可能な範囲で構いません。

宜しくお願いします。

□■□

【答弁】
政策アドバイザーについてのご質問にお答えいたします。

市長就任以前から、西宮市役所職員の能力には信頼を持っていましたが、
実際に働いてみると想像どおりでした。
堅実な進行、所掌に対する専門性。
いわゆる、一般的な公務員としての資質には全く不足は感じておりません。
しかし、不足していると感じた資質があるのも事実です。

まずは、今やっている仕事からの拡張性、鳥瞰です。
目の前の業務がどんな課題解決や目標につながっているのかを考えて、
さらに仕事を発展させる意識、既定の条件を外して、ゼロベースで発想することで
生まれる発展的な効果を期待する意識、
目の前の事業に他の事業を組み合わせることで生まれる相乗効果を期待する意識、
こういった意識については、更に期待したいと思いました。

もうひとつは、相手に合わせてコミュニケーションを工夫する能力、
つまり、マーケティングやプロモーション能力です。
行政特有の言い回しによる、国や県の作った制度を、
住民などに理解できる表現に翻訳する能力、相手にとって必要な情報を取捨選択して
簡潔に整理する能力、価値や意義をより効果的に広報する能力なども、
さらに期待したいと思いました。

今回、募集を行った政策アドバイザーに求めるものは、
このような、展開力やマーケティング・プロモーション能力でございます。
→なんか当たり前の能力のような、スゴい能力のような、
 ふわっとしていて分かりづらいですね(笑)


次に、成果の検証方法についてでございますが、
政策アドバイザーの業務は、コンサルタント会社に発注するようなものではなく、
業務を発注する側の立場でノウハウを発揮して頂くものでございます。

また、市長や副市長を補佐し、
継続的に政策や事業に対して専門性を発揮
してもらい、
自治体職員が不得意とする分野のノウハウを共有し、
育成につなげることを期待しております。

したがいまして、
業務委託のように成果物を求めるものという認識のものでは
ございません。

→なんだか、逃げ場が用意されているかのような仕事ですね。


次に、報酬額の算定根拠でございますが、
当該業務は、本市全体に係る政策立案や市政の課題に対する助言を行うものであることから、
極めて高度な専門的経験や知識を要するものと考えております。
そこで、過去に本市で業務を委託したコンサルタント業務の人件費の実績や、
国の非常勤の謝金の標準支払基準等を参考に、
今回求めるスペシャリストとしての能力という業務内容を踏まえて、
時間単価を4400円といたしました。
その単価に1日の勤務時間である7時間半と週勤務日数の3を乗じ、
加えて52週を乗じたものを、12ヶ月で除し、算出したものでございます。


最後に、採用試験時の評価基準等につきましては、
現在、選考過程であること、また、入札、交渉、渉外、訴訟等と同様、
公表することにより、今後の事務事業の公正かつ円滑な執行に
著しい支障が生じるおそれがあることから、
お答えできません。
→コレは分かっていて訊いてるのでOKです☆


【再質問①】
丁寧なご答弁ありがとうございました。
いささか疑問が残りましたので、
政策アドバイザーについて再質問
を一問一答でさせて頂いた後、
順次、意見・要望を述べたいと思います。

まず、申込期間が2月10日発行の市政ニュースであるにも関わらず、
2月17日までに履歴書を人事課に提出するということで、
非常にタイトなスケジュールになっております。
この募集を知ってすぐに申し込まなければ、
おそらく間に合いません。

広報に使われていたのは、市政ニュースと市のHP、
強いて挙げるなら今村市長のブログかと思いますが、
市から働きかけるプッシュ型のメディアは市政ニュースのみで、
これは当然のことながら、西宮市内にしか配布されません。

市のHPやブログは、来てもらうのを待つ形のツールですが、
これは市のHPなどをいつもチェックしていなければ、
そうそう、この募集には気づかないでしょう。
また、
「政策アドバイザーに求めるものは、
 展開力、マーケティング・プロモーション能力」とのことでしたが、
(ふわっとしていて具体的にイメージできませんが笑。)
この条件を満たすのは、超が付くほど一流のコンサルタントです。

アルバイトの求人情報とは訳が違います。
このハイレベルな条件に当てはまる人材が、
たまたま市内にいて市政ニュースを見て応募しましたとか、
HPやブログを見て市外からやってきましたというのは、
まるで雲をつかむような話
です。

ここで質問します。
このような難易度の高い人材採用の申込期間を、
たった1週間という短期間に設定したのはなぜですか?



【答弁】
まず今回の公募には、経費が1円もかかっておりません。
それは、要らぬ憶測を招かぬように、
まずは一度、一般的な方法で行ってみようという判断で、
市政ニュースと市のホームページ、私のブログしか使っていないからです。
よって、申込の期間も、一般的な採用と同じく1週間としたものです。
→要らぬ憶測?
 この時点でボクはまだ何も疑っていないのですが?



【再質問②】
とてもハイレベルな人材の採用ですから、
一般的な方法での採用は難しいかと思います。

相当タイトなスケジュールですが、
適任者なしという結論もあり得るのでしょうか?


【答弁】
あり得ます。


【再質問③】
このような人材要件であれば、
公募ではなく、ヘッドハンティングの方が妥当です。
例えば、それ相応の予算を取り、目的と選考過程を明確にし、
議会にもすべてを明らかにした方が、
良い人材を透明性の高い状況でスカウトすることが可能です。

当然こちらとしても、重要な人選に関してしっかり議論を
積み重ねることができます。

例えば、以前、教育委員を選任された際には、
西宮市の教育行政の方針を考えて頂くのに必要な人材として、
市長ご自身が直接、教育委員に依頼したとのことでしたし、
必要な人材を自分の人脈と営業で集めてくるのは経営者の条件のひとつです。
とも、ブログに書かれていました。

お友達人事的な批判もあったかと思いますが、
正々堂々、人物の経歴や実績、採用理由をつまびらかにして
議会で賛成多数で可決したわけですから、
これからの西宮のために、最も良い方法だったと言えるでしょう。

壇上で述べた通り、
「公正で持続可能な文教住宅都市にふさわしい政治」の基づくのであれば、
公募よりも良い手法はあるかと思います。
ここで質問ですが、
なぜヘッドハンティング等の手法ではなく公募にしたのでしょうか?


【答弁】
まずは一般的な方法で行おうということで公募にしましたが、
適任者なしということであれば、ヘッドハンティング等の手法も検討します。


【この質問を行った理由の説明】
私がこの質問を取り上げたのは、1本の電話がきっかけでした。
2月11日のことです。
「政策アドバイザーは、既に誰になるかは決まっている。
 それは市長の年下の友人だ。」

という内容でした。
「公募で、そのようなことがあるはずがない」と私は答えました。
今時、古臭い縁故採用のようなことをするはずがありませんし、
その時点では募集が始まったばかりでしたから、
内々で既に決まっているはずがありません。

私はその方を存じ上げませんし、ご迷惑をおかけするのも
不本意ですから、名前を仮にDさんとしましょう。
そのお名前も、電話を下さった方から伺いました。
→この瞬間、市長にすごい形相で睨まれました。
 一般質問の度に睨まれるので、
 ビビって言いたいことの半分も言えません(笑)


Dさんは、あなたと以前、ある団体で上司と部下の関係で、
某国立大学を卒業後、外資系コンサルティングファームを経て、
現在は、複数の自治体にコンサルティング業務を行っており、
そのうちひとつの自治体との契約が切れるタイミングだったので、
西宮は今回の募集をかけたというお話でした。

前提として、私はこの話をほとんど信じておりません。
しかし、ほんの少しの疑問と不安があります。
なぜなら、時をほぼ同じくして、複数の方から同様の話を耳にし、
既にウワサが駆け巡っているような状態だったからです。

今日この場で、あえて政策アドバイザーについて取り上げたのは、
自分の内に生じた少しの疑問と不安を払拭し、
優秀なコンサルタントの方をすっきりした気持ちでお迎えし、
これからの西宮の政策課題に、
真摯に向き合えるようにしたかったからです。


理由はもうひとつあります。
議会内、あるいは市役所内部で駆け巡っているウワサ、
もしくはそれによって生じている疑問のせいで、
今回の公募で採用された、
あなたの友人ではない外部からの優秀な方が、
「アレは市長の友人だったのではないか」と勘違いをされてしまい、
政策アドバイザーそのものが機能不全に陥ることを危惧したからです。
要は、今回の公募の公正さを証明する必要がある。
私は、そう思いました。

先に述べたDさんを、私は存じ上げませんから、
その方について何かを評価できる立場にはありません。

しかし、どんなに優秀な方であっても、
たった1週間の公募、しかも市政ニュース等のわずかな広報、
そしてたった1回の試験で、市長の友人のDさんが本当に
やってきてしまったとしたら、それは、公募という方法
そのものに対する不信感につながります。


採用について、
基準や面接官等の詳細はお答えできないという旨のご答弁を頂きました。
普通に考えれば、試験を終えたとはいえ、
まだ検討中の話ではあるわけですから、それは当然です。
ところが、ここにDさんが来たとなると、
選考過程を明らかにできないという当たり前のことも、
不透明な選考基準という疑問に繋がりかねません。

また、年収約600万円の算出根拠も、
「スペシャリストとしての能力という業務内容を踏まえて」との
ご答弁でしたが、これでは、
金額はどうにでも設定できるという見方もできてしまいます。

例えば新規に行われる事業の入札で、市長の友人がそれを受注すれば、
何かを疑われても致し方ないでしょう。
だからこそ、
公募という方法は信頼性が担保されていることが
何よりも重要で、その扱いには細心の注意が必要
です。

☆ココ、重要です☆
今までにない特別な職をつくり、
それを議会に諮らずに済む、
嘱託職員の公募という形で行い、市長の友人が来た
としたら、
その方がどんなに優秀であったとしても、
公募の信頼性は損なわれますし、
その人材と引き換えに失うものは大きいでしょう。

少なくとも、現場の市職員の方や嘱託職員の方には歓迎されそうにありません。


【再質問④】
ここで、単刀直入に質問致します。
政策アドバイザーの応募は6名だったと聞いています。
(ギリギリまで1名だけだったんですが、〆切ギリギリで増えてましたね。)
試験は先日、2月28日に終わりました。

先ほど述べたDさんに限らずですが、
政策アドバイザーに、
市長の友人が採用される可能性はありますか?


もちろん、その可能性がゼロであることを期待しての質問です。
ご答弁宜しくお願いします。


【答弁】
私のブログを見て応募している人ももちろんおりますので、
応募者6名のうち、私の友人は複数おりますことから、
その可能性はございます。

ただ、一般的な採用と同様、
私は選考には関わっておりません。



【再質問⑤】
市長の補佐を行う役職なのに、
市長が選考に加わらないのはおかしい
と思います。
なぜ選考に加わらないのですか?

【答弁】
現場の人間にフィットするかが重要だからです。
→あなたにフィットするかの方が重要でしょ(笑)

【意見・要望】
☆ここからも重要です☆
市長を補佐するのに、市長が選考に加わらない…。
疑問や不安の方が大きくなってしまって、戸惑っていますが、
持ち時間にも限りがありますので、これ以上追及することはしません。

ただ、少しだけ意見を言わせて下さい。

公正に行われることを信じたいという気持ちがある一方で、
この公募は、やはり何か不自然な感が否めません。

市の重要政策に関わるハイレベル要件の採用なのにも関わらず、
誰が来るか分からない公募で人材を募り、
その方法は市政ニュース等のごく限られた媒体でしかなく、
更に、1週間というとてもタイトなスケジュール。
選考も1回だけで、その内容の詳細は掴めない。

こういった重要な人選は、その過程も含めて多くの関係者で
共有し、可能であれば議会で諮ることも踏まえた方法で、
慎重に行うべきです。

今回の方法は、数少ない優秀なコンサルタントを探し、見極め、
採用し、共に西宮の行政課題を解決していくという目的からは、
ズレていると思います。

これでは、
市長だけが独占的にその筋の方と相談し、金額も含めた内容を決定し、
その過程の情報を閉ざし、
その結果だけを後で報告するということも可能です。

それは、まるで江戸時代の鎖国下に長崎に作られ、
情報や交易をそこに限定した、

「出島」です。

おそらく、この政策アドバイザーは今後の西宮市政の方向性を
決める超重要な人選です。
それを、
出島を作った状態で行うのは、
新たな疑問を生みかねません。

広く人材を募ったら、幸運にも優秀な方にめぐり会えた。
しかも偶然にも、それが市長の友人だった。
…というようなことは、道理が通らない。


繰り返しになりますが、公募という方法には細心の注意が必要で、
使い方を間違えれば、今後、別の公募が行われた時に、
「何か不正が行われるのではないか」という疑問を生んでしまい、
それが積もり積もれば、公募という方法に対する信頼性が
大きく損なわれてしまいます。

もう選考は終わってしまいましたが、
「公正で持続可能な」と仰っている通り、堂々と開かれた、
もっと透明性の高いフェアな方法で、
この重要な人選を行って欲しかった。

…ということだけ、お伝えさせて頂きます。

□■□

さて、政策アドバイザーには誰が採用されたのでしょうか?
今回のような方法でなければ、制度的には面白そうなだけに勿体ないです。
なので、

適任者なし。
→でも公募だから応募者の情報は出せない。
→ヘッドハンティングでDさん現る。

…という逃げ道も、わざわざ残してあげました。

総務常任委員会でも、偏向報道の件と合わせて、
この件は議論になったそうです。

この流れから4月1日付で本当にDさんが来たら、
議会は完全にナメられているということでしょう。

会派の篠原議員の代表質問の言葉をお借りするなら、
「その不信感は、市長選挙の因縁などではなく、
 今のあなたに再生産されているものだ。」


政策的な方向性は(彼が市長になるまでの主張と)重なる部分も多かったと思います。
ただ、市長になって以降特に、
彼は政治家として信用できないレベルになってしまいました。
(人間として…とまでは言いません。)
残念でなりません。

8年前、彼のチラシを何万枚も配ったのが、遠い昔のことのようです。





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