クラスからぼっちにされてるおにい

 

暴発前のガス抜きになればと

児童相談所のカウンセリングの予約をとりました。

 

しかし当のおにいは

そんなの受けたくない。

カウンセリングを受けるとすれば

俺を仲間はずれにしてる奴等だ。

 

とかたくなに拒否。

 

それは確かにそうなんだけどさ。

他人に話をして心の中を整理するって大事だよ。

 

でも、絶対に嫌だって。

そんで早く転校の支度をしてほしいって。

 

★★★

 

しるりんが高校生の頃の遠い昔の話。

 

1年生の入学間もないころ

2~3人のキラキラ女子が

ちょっとおデブの見た目イマイチな女子を標的にして

悪口言ってさげすんでた時期があった。

 

心の中で嫌だなあと思いながらも

私には何も言えなかったよ。

 

そしたらある日

ひとりの男子が

 

お前らガキだな。

 

とピシャリと言った。

 

そしたらクラス全員が

そうだよねー、そんなこと言わない方がいいよねってムードになって

彼女へのヒソヒソクスクスはなくなりました。

 

だから、おにいだってがんばっていれば

必ず状況は変わってくるよ、

 

と話したら

 

そんなお涙感動ちょうだい話は

うちの学校にはない。

みんな流されるくずばっかりなんだ。

吐き捨てるように言ったよ。

 

 

★★★

 

おにいの高校は県内中の上の進学校。

 

みんな右に倣えの

勇気のない弱虫のバカばかりなんだろうか。

 

みんな違ってみんないいって

ちょっと風変わりな子を許容できない小者しかいないんだろうか。

 

しるりんは救世主が現れるのを祈るばかり。

 

 

 

 


現れろ!救世主