白い猫のハートの足跡

ハートフルな本が好き



ハートフルな人が好き



ハートフルな生き方が好き


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今は絶版となったこのシリーズですが、根強いファンがいて、復刊ドットコムでも票を集めているようです。

どの時代も、バレエ少女の話は小説、漫画を問わずファンが多いと思いますが、数十年前に書かれたこの本を初めて読んだ私は、あまりの面白さに引き込まれてしまいました。

1巻目では、主人公ドリーナが10歳でバレエを習い始めてから2年後までが書かれています。
両親を亡くして、祖父母と暮らすドリーナですが、ドリーナが誰に言われる訳でもなく、自然と踊りが好きになり、音楽を聞くとそのリズムにのって体を動かす子どもでした。
それをおばあさんはいい顔をせず、他のことに興味を抱かせようとするのです。

でも、ドリーナは新しく入った学校で知り合った友達のジェニーがバレエを習っていることを知り、バレエ教室に見学に行くのです。

どんなに反対されても、習いたいと言うドリーナの熱意に負けて、習わせてあげることにしたものの、おばあさんもおじいさんも、ドリーナがバレエに飽きてくれることを願い、色々と興味を他に向けるようにするのですが、ドリーナの熱はあがっていく一方です。
そしてついに、おばあさんは引っ越すことを決意することになるのです。

どうしてここまで、おばあさんがドリーナを邪魔するのか。
大好きなおばあさんにバレエを反対されて、嘘までつかなくてはいけないドリーナの切なさと罪悪感に、読んでいる私も心が痛くなりました。

この小説が素晴らしい所は、ドリーナの気持ちが手に取るように分かること。
細かく心の動きを描写した素晴らしい児童文学です。

バレエを習っていなくても、きっと楽しめると思います。

この本が日本で出版されたのは30年前。
裏には小学校中学年以上とありますが、現代の子どもにはかなりの長編かもしれません。

ルビも振ってあるので、読み始めれば最後まで一気に読めるとは思うのですが、この本を見て、改めて日本の子どもの読書力が落ちているのでは、と感じました。

現在のところ絶版ですので、図書館で予約して借りて読んでみてください!


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ローレン・ブルック, 勝浦 寿美
強い絆

私の大好きなシリーズ第4巻目です。

ハートランドは心の傷ついた馬を預かり、癒して元気にする厩舎。
暴力で押さえつける調教ではなく、信頼関係を築き、馬自身の意思で命令を聞くようにさせるという心で調教する厩舎です。

厩舎の主だったお母さんが事故死、経営難、家族崩壊の危機などを乗りこえて、ようやく4巻まで来ました。

厩舎が満員になり、経営難を乗りこえたハートランドですが、大きな厩舎から勉強のために働きにきたベンがまた問題を引き起こすのです。
ベンが仕事をせず、自分の愛馬ばかり乗っているため、厩舎の中がぎこちなくなっていきます。
エイミーはベンが決して、お金持ちの我が儘なお坊ちゃんではなく、心に深い傷を追った少年だということを知り、助けたいと思うのです。

馬も人間も同じ…と言っては語弊がありますが、そのままを受け入れて、信頼してあげれば、きっと心は通いあうのでしょうね。

ベンもエイミーを通じて、自分の愛馬に怒りや悲しさをぶつけていたことを知り、深く反省します。
これで、ベンもハートランドの一員になりました!

次が楽しみです!
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牧阿佐美バレヱ団, 牧阿佐美バレエ団=
DVDで覚えるシンプルバレエジュニア〈Lesson1〉ストレッチからバー・レッスンまで



牧阿佐美バレヱ団, 牧阿佐美バレエ団=
DVDで覚えるシンプルバレエジュニア〈Lesson2〉センター・レッスンとバリエーション

バレエ関係の本は目につくと借りたり、購入したりしているのですが、元々、バレエのDVDは高いと思います。需要が限られているので仕方ありませんが、5000円~1万、有名バレエ団の公演DVDだと、万以上でしょう。

ところが、「本」として出版され、DVDが付録である場合、とても安くいいものが手に入るのです。
日本はバレエをする小さな子どもはとても多いため、初心者向けの教則本は需要があるのかもしれませんね!

このDVD(本)は初心者向けではありますが、とても丁寧に作られていて、ストレッチからバリエーションまで網羅しています。
このDVDだけで自己流で勉強することはお勧めできませんが、教室と併せて復習に使うのならとてもいいと思います。

女の子の憧れのバリーエーションを見て、頑張ろう! と思えたら素敵ですね。
お手本のお姉さんはとても綺麗です☆
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奥野 修司
心にナイフをしのばせて

この本の紹介するにあたって、ジャンルをどうするか悩みました。
適当なジャンルが私のブログに作ってなかったのですが、「教育論」が一番適切な気がして。

この本を読んだのは、単純に興味が湧いたからです。
被害者の方の気持ちを慮ることなく、昔にもいた少年Aのその後が書いてあると知り、怖いもの見たさで読み始めました。

このルポライターの方のルポは以前も読んだことがあり、とても丁寧に取材をして、真実を含めた、家族の心情も大切に扱っていて好感が持てます。
ただ、あまりに辛い内容だけに、途中、読めなかった部分も沢山ありました。

まず、事件は今から40年近く前、有名高でおきました。(この学校は最近も大きな事故があった学校ではないかと思います)
安定しない家庭環境で育ち、劣等感を持った少年Aが、明るくて積極的な同級生に「いじめられた」と逆恨みしてあまりにも残虐な手段で殺害するのです。
いじめられたというのは、周囲に聞いても実証されず、主観の問題ではないかと今は言われているようです。

そして、少年院で更正した少年Aは、その後弁護士になり、豊かな生活を築いているとのこと。
一方、被害者はというと、事故のショックから立ち直れず、家庭崩壊を細い紐で繋いでいるかのように、ギリギリの状態で生きていらっしゃるのです。

何より、一番、辛かったのは、被害者が弁護士になったとか、それもショッキングでしたら、一度も謝罪もせず、とても安い賠償額である700万さえ、ほとんど払わないままだということです。
支払い義務のある父親は、賠償金は払わず、少年Aへの高い教育費は払って大学を出したとの事。
謝罪も全くなかったそうです。

本を読んで思ったのは、殺人のような大罪を犯す人間は、持って生まれた資質があったのかもしれませんが、やはり家庭環境も大事なのだということでした。
加害者宅は、父と母と、父の愛人が一緒に暮らす環境で、加害者の少年Aは嫌がっていたのに、無理に高校から寮に入れられたと書いてありました。
それに加えて、外見的にもコンプレックスがあり、精神的に暗くなっていて、被害者意識が強く、明るい光を放つ人には、意味もなく劣等感を感じてしまったのかもしれません。
何かの均衡が壊れた時、殺人という線を越える行動を取ってしまったのでしょうか。

親というのは、なんと大きい責任を持って子どもを生むのでしょう。
未来に、殺人犯になるために生む訳ではないのに、そんな風に育ててしまう恐ろしさ。
人間が親になるというのは、本当にすごいことなのだと思います。決して、他人事ではないと私は感じました。

遺族が素晴らしいのは、少年Aを憎んでいないことです。
憎めば同レベルになってしまう。自分を穢してしまう。そして、憎む気持ちを持つ余裕もなかったということです。心からの謝罪があれば、許してあげられるという言葉があり、素晴らしいなと思いました。
だからこそ、加害者が開きなおる姿に、許せない思いを抱いたのは私だけではないと思うのです。

残された家族、特に、新しい家族のある妹さんにこれから、沢山の幸が訪れますように。
心から願う私です。
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宮部 みゆき
名もなき毒

2月移行、ずっと忙しかった私ですが、ようやく、少しですが読書をする時間がとれるようになりました。

宮部みゆきさんのベストセラー小説、出版から半年たってようやく読破です。
宮部さんらしい語りでとても読みやすく、先が気になって一気に読みました。
「誰か」と同じシリーズで、大財閥の令嬢(妾腹)と結婚した冴えない男性、杉村さんが主人公のシリーズです。

今回はとっても怖かった。
杉村さんのアシスタントのアルバイトの女性が、あまりに仕事が出来ない上に、過激な言動があり首を切ったところ、逆恨みされて…。
同時進行で、別の事件、青酸カリ無差別殺人が起こるのですが。

何が怖かったって、大きな現実味のない事件より、やっぱり怖いのは身近な人の、ちょっと軌道をはずれた行動が恐怖でした。
この本で出てくる原田という女性は、かなり精神に異常をきたしていますが、現実にも、自分は正しくて人が悪いと思い、逆恨みする人は多いと思うのです。
そんな人にかかわり合ったら、やっぱり怖いですよね。
対処しようがないと思うのです。常識論が通じないのですから…。

宮部さんはこの主人公とファミリーが気に入っているようで、このシリーズを書き続ける予定のようです。

大財閥の浮世離れした令嬢(正妻の子ではない)と、その女性と結婚した、平凡を絵にしたような杉村という男性。
大財閥の今多会長の圧倒される威厳。
そして、杉村が所属する社内報の部署の雰囲気など。
この味わいがそのままこのシリーズでも味となっているのです。

のんびりぼんやりしているような杉村さんですが、本当はとても賢くて身をわきまえた謙虚な人なのです。
これからどんな探偵ぶりを発揮してくれるのか楽しみですね!

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