去年のブログで大学生のHUG体験のお話を書かせていただきましたが⇒
その時に、ペットはみんな一緒に運動場で!

というざっくりとしたまとめ方にビックリのしろくまΣ(・ω・ノ)ノ!

ペットがいない、又は暮らしたことがない人にとっては

動物ってみんな一緒なんだなと思いつつ

出来れば犬と猫は分けてあげたいし、

小動物(ハムスター)とかの扱いにも悩むところでしたが
HUGのカードにはペットの問題だけでなく

様々な問題を抱えている人がおられたような(; ・`д・´)

 

怪我をして出血をされている方や酸素が必要な方、熱が出ている方は

とりあえずなんらかの医療的な処置が必要なんだろうなというイメージはありましたが

お子さんが自閉症、奥さんがうつ病など、どういうことに困っておられるのかを知らないために

どんな対応が必要なのかがわからない場合は

そのまま体育館に入っていただいていたような|д゚)

 

今日のテレビを見ていると

地震が起きて1週間経過したことで

避難所は運営されているもののいろんな問題も起きているようでした。

自閉症の子供さんと一緒に避難所に行くのをためらわれて半壊状態の自宅で暮らしているお母さんや

障がいを持つ子供さんと一緒にはじめは普通の避難所に行ってみたものの

子供さんの行動に対して周りの人から「親がしっかりと様子を見ておけ!」という感じのことを言われたりして

結局、普通の避難所を去られた方のインタビューを見て

自閉症やいろんな障害について知らないことで

ちゃんと対応できなくなるんだなと思いました。

障がいを持つ子供さんとお義母さんはその後、福祉避難所のようなところに避難することができたようですが

今回の地震の影響で実際に受け入れが可能な福祉避難所は2か所しかないとのことで

3か所目の準備をしたいけど対応できる職員の不足でまだ開設が出来ないんだとか。

 

福祉避難所とは、災害時に避難所生活において特別な配慮が必要な方々、

主に高齢者、障がい者、乳幼児、妊産婦などが滞在することを想定した避難所のことだそうで、

1995年の阪神淡路大震災をきっかけに1996年に災害救助法に基づいて制度化されたものだそうですが

具体的な取り組みはすすんでいなかったんだそうです。

福祉避難所が初めて設置されたのは2007年の能登地震の時だそうで

2008年に厚生労働省が福祉避難所の確保・運営のガイドラインを示して

要配慮者への避難支援の働きが広がってきたんだそうです。

しかし、2016年の熊本地震では一般住民が福祉避難所に押し寄せて機能しなかったことで

2019年の台風19号の被災地では混乱を恐れて福祉避難所の公表を控えた自治体もあったんだそうです

そこで、2021年にガイドラインを改訂し、福祉避難所は要配慮者とその介護者のみが避難できることを

周知しようとしているところなんだそうです。


2011年の東日本大震災の後の2013年に環境省からペットの同行避難のガイドラインができたことを考えると

福祉避難所の方が早くから対策されてきたのに世間一般に対する認知度が低いのでは?

と、気になってみたり。

しかも実際に要配慮者の方自身もその存在を知らないために

半壊状態の自宅避難を選んでおられるのかしら?と気になってみたり。

とはいえ、実際はかなりたくさん存在しているという福祉避難所が

人員不足などで開設できないことが問題なのかしら?

と、いろいろと気になったしろくまでした。