嘘をついた(であろう)前野さんを、
前野さんなりの理由があるのかもしれないし!と
大目にみようとてしまう、しろ。

思えばいつもこんな感じだったような気がしてます。


元彼に結構大きな嘘をつかれても、
「悪気はなかったんだし、今回は大目にみよう!
もう嘘つかないようにしてくれたらいい!」
そう思っていた、当時のしろ。

けど、その最初の嘘を許してしまったことに問題があったと思う。
その嘘は、誰かを傷つけないためについた嘘じゃなく
彼自身の誇りを庇うための嘘だったのです。
だから、その時だけ許したって駄目で。
誇りのために嘘をつく人は、誇りのためにまた別の嘘をつく。

実際、彼は自分を守るために、その後も嘘をつきました。
言うことがコロコロ変わるし、
言ってることとやってることに矛盾が生じていました。
精神も不安定で、勝手にイライラして起こって落ち込んで、そしてしろに八つ当たり。
気持ちが落ち着けば「迷惑かけてごめん、しろのためにオレ強くなる」発言。
「その気持ちがあればいいよ」と許すしろ。
毎回これの繰り返しです。

何巡目かした時に、しろはもう耐えられなくなってお別れしました

最初に嘘をつかれた時に、まったく気づいていないわけではないんです。
この人と続けていって良いのか?とちゃんと疑問に思っています。
けど、そこでしろのいけない思考の癖が出てしまいます。


一つ目の癖
・人を責められるほど、わたしは出来た人間なのか?
・これを許せないのは、わたしの心が狭いからじゃないのか?
・ここで見捨ててしまうのは、人として正しいことなのか?

まず、自分へのダメ出し。
いつまでたっても優等生(人としての)でいなきゃという思い込み
おそらくHSPの気質だと思います。

「誇り庇うための嘘はいけない」と心のどこかで分かっていても
もう一人のしろが
「そんな嘘許せないなんてダメ人間!もっと心を広くもたなきゃ!」って言うのです。
そしてその結果、許す許さないのハードルを、かなり低いところに設定してしまい、その後ないがしろにされる事があっても、許してしまうようになるのです。


二つ目の癖
・この困難はわたしに与えられた試練!乗り越えなきゃ!
・しんどいけど平凡よりも刺激があるし、こんな彼を愛せるのはわたしだけ!
・頑張った先には、きっと明るい未来があるわ!

まるでSFの主人公のように、目の前の困難を乗り越えようとしてしまう。
これは、HSSの気質かと。

乗り越える必要なく、避けていいものだって人生の中にはあるはずです。
だけど、困難を乗り越えた先にある幸せ(あると限らないのに)を得たい!
という、ある種の好奇心のような心理がそこにはあるような気がします。


この二つの癖で
続けても上手くいかない相手でも、なんとかやっていこうとしてしまうのかな
ってこのブログを書くようになってから思いました。

先生とも、この話して
「自己評価が低すぎます!
もっと愛される価値ある人間なんだ、って思ってください!」
と言われました。

それ、とても苦手なんですよね。
そんな価値ないよって思ってしまう。
けど、苦手って言って逃げてたら、また同じことを繰り返すよね。

そこで、解決方法として次のようにやってみようと思います。

最初に「この人でいいのか?」って疑問に感じたら
その理由を客観的に明確にしてみる。
そして「愛される価値あるわたし」だと仮定して考える(あくまで仮定です)。
「愛される価値あるわたし」だとしたら、その理由は受け入れる必要があるのか、それともないのか…。
それで答えを出していこうと思います。


この方法で、前野さんのことを考えたら…
「受け入れない」がしろの答えのような気がしてきました。

そして、先ほど前野さんにお付き合いをお断りする連絡をしました
前野さんからは「りょーかい!」という感じのスタンプひとつ。
最後まで軽い方でいらっしゃいました…笑

前野さんがどういう目的で、付き合おうと言ってきたり
サイトはブロックしたりだったのかは、不明です。
何かに誘導されたわけでもないので、業者でもなさそうだし。
残る可能性としては、ヤリ目かな?
(そんな人には見えなかったけど…←と思うとこがしろの馬鹿なとこ)
まぁ、どちらにせよ被害には合わずにすんだから良しとしよう!

気になることがあったら、その答えを探求してしまいたくなるのですが、
もう終わりと決めた相手にエネルギーを使うのは無駄!と考えるようにしました。
そのエネルギーを新しい出会いに使おうよ!

白黒はっきりさせずに、グレーのまま終了させることも
婚活する上では必要だということを実感いたしました。
勉強になったな!


☆今回の動き☆
前野さん33歳 終了!