昨日、大劇場で宙組「イスパニアのサムライ」を観てきました! | 白い風のブログ

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主に宝塚中心の観劇日記です。
その他に読書感想も載せてますが、最近は令和になって始めた御朱印日記が増えたかも!?(笑)

昨日、宝塚大劇場で宙組「El JapÓn(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-」を観てきました!
実は昨日は車ではなくJR&阪急電鉄で行くつもりでした。
しかしJR三ノ宮駅を出て阪急へ向かうと「神戸線は運休です。復旧は10時以降の予定です」・・・アチャー!阪急止まってる!!
なのでまたまたJRに乗り換えての宝塚行きでした。
(新聞によると寒さでレールが割れたらしい・・・神戸ってそんなに寒かったっけ??)
30分遅れで宝塚に着いたけど予め余裕を持っての行動だったから問題はなかったけどね。
でも、運賃が阪急280円に対してJRは770円!!
約500円も高いよ!!


まずは主な配役
蒲田治道<正宗の護衛役。剣術・夢想願流の名手>・・・真風涼帆
カタリナ<夫の残した宿屋を守り続けている>・・・星風まどか
アレハンドロ<謎の剣士>・・・芹香斗亜

*仙台藩
伊達政宗<藩主>・・・美月悠
只野作十郎<正宗の小姓>・・・七生眞希
藤乃<和賀一族の娘。治道の元恋人>・・・遥羽らら
稗貫三郎<藤九郎と共に正宗を襲う残党>・・・澄風なぎ

*慶長遣欧使節団メンバー
支倉常長<使節団団長>・・・寿つかさ
内藤半十郎<使節団の幹部格>・・・松風輝
ソテロ神父<日本から使節団と共に渡欧する>・・・実羚淳
藤九郎<和賀家の生き残り。藤乃の弟>・・・和希そら
西九郎<幹部格。夢想願流では治道の先達>・・・瑠風輝
内蔵丞<団員>・・・秋音光
久次<〃>・・・秋奈るい
主殿<〃>・・・優希しおん
金蔵<〃>・・・愛海ひかる
九郎右衛門<〃>・・・鷹翔千空
吉内<〃>・・・風色日向

*ドン・フェルディナンドの農場
ドン・フェルディナンド<一帯を牛耳る農場主>・・・英真なおき
エリアス<フェルディナンドの息子。剣士>・・・桜木みなと
用心棒ペドロ<農場の用心棒>・・・穂稀せり
用心棒セリオ<〃>・・・若翔りつ
用心棒パブロ<〃>・・・希峰かなた

*農場で働かされてる日本人
はる<奴隷たちのまとめ役>・・・天彩峰里
きく・・・里咲しぐれ
すて・・・花菱りず
とら・・・小春乃さよ
とめ・・・天瀬はつひ
せつ・・・水音志保
しず・・・夢白あや

*マドリード王宮
フェリペ3世<イスパニア国王>・・・星吹彩翔
王妃マルガレーテ<王妃>・・・美風舞良
王女マウリシア<王女>・・・愛咲まりあ
レルマ公爵<国王の寵臣>・・・凛城きら
ウセダ公爵<レルマの息子>・・・春瀬央季
バランシャ伯爵夫人<レノマの娘>・・・桜音れい
女官ビアンカ<王妃に仕える>・・・瀬戸花まり
トレド大司教・・・水香依千
道化セバスティアン<宮廷道化師>・・・留依蒔世
道化ニコラ<〃>・・・綾瀬あきな

*カラリナの宿屋
ミゲル<宿屋の料理人>・・・星月梨旺
ロベルタ<ミゲルの妻>・・・花音舞
踊り子パメラ<酒場の踊り子>・・・花宮沙羅


慶長18年、仙台藩が派遣した慶長遣欧使節団の中に、夢想願流剣術の名手・蒲田治道の姿があった。
約一年の航海を経て使節団は目的地のスペイン(イスパニア)に到着するが、国王フェリペ3世との交渉が膠着し、港町セビリアの郊外にあるコリア・デル・リオで無為な日々を過ごすこととなる。
ある時、奴隷として農場に売られ脱走した日本人少女を助け出した治道は、匿う場所を探して宿屋を営む女性カタリナと知り合う。
近隣の大農場主から邪な欲望を抱かれながら、どんな脅しにも屈しないカタリナの凜とした姿に、治道はかつて心惹かれた女性の面影を見出していく。
やがて任務を果たした使節団は帰国することとなるが、出航の迫る中、治道のもとにカタリナが攫われたとの報せが入り・・・。

主人公の蒲田治道(真風)は武士だけど、舞台はスペイン(イスパニア)だから全体的に衣装は派手でしたね。
和物はやっぱり衣装が地味だもんね(笑)
ただ治道のヒロイン・カラリナ(星風)も過去に恋人を亡くしてして二人とも暗い陰が見え隠れするんだよね。
ま、最後は宝塚らしくハッピーエンドなんだけどね(笑)

今回のお芝居は比較的みんなに出番・見せ場があったと思うな。
(逆に云うとその分、芹香さん桜木さんの出番が少ない??)

アレハンドロ役の芹香さんは謎の剣士。
笑いを取るシーンもあったけどなんせ”謎の剣士”だから前半は出番が少なかった気がするな。
お髭もあってちょいワルオヤジ風で面白いキャラだったけどね(笑)

桜木さん英真さん演じる一帯を牛耳る農場主の息子役。
父親に少し反抗して剣術に没頭する若き青年役だったね。
治道との決闘シーンが最大の見せ場かな。

藤九郎の和希さんは姉藤乃の恋人で自らの剣の師匠である治道を憎み役。
藤乃の死は治道自身も悩んでいるんだけど藤九郎は敵として命を狙い続ける・・・。
それ故結構治道の身近にいて美味しい役だったね。

西九郎役の瑠風さんも治道の同僚でしかも剣術では先達に当たるので出番が多かったしいい役だったよ。
やっぱりトップさんの仲間になればたとえ見せ場は無くても多く出演できるもんね。

このお芝居で悪役(ヒール)はドン・フェルディナンド一家だな。
ぶっちゃけ桜木さんより、英真パパの方が目立っていたな(笑)
最初一樹さんかと思うくらいワルだった(笑)
個人的には英真さんはいい人のイメージがあったもんで。

宮廷道化師の留依・綾瀬さんは結構出番もあって美味しい役の1つでしたね。
(ただ、化粧が濃くて誰が演じているか分かり難くけど・・・)

私が思う宙組娘役の番手は1.星風、2.遥羽、3.天彩、4.夢白さんかな?
遥羽さんは伊達家に滅ぼされた和賀一族のお姫様で真風さん演じる治道の元恋人役。
お芝居上亡くなった人物なので科白も少なかったけどビジュアル重視な役ですね。

天彩さんは今回も真風さんを慕う役で日本人奴隷のまとめ役。
治道に「剣術を教えて!」と相変わらず男勝りな役だったね。
出番は娘役ではピカイチだったと思うな。

夢白さん天彩さんと同じ日本人奴隷の一人。
しかし、他に6名もいるからね。
目立っていたとは言い難いね(ん!?見つけられなかったのは私だけ??(爆))
でも、ショーでは一転見せ場が多かったよ!
(その感想はまた今度)