ＮＩＳＡと言う制度が存在している事は、知っていました。
いかにも日本らしい、
とても、チンケな制度だと思っていました。
「日本って国は、これだからな～」
と思って、バカにしていました。
実際に、とてもチンケな制度だったと思うよ。
それでも、必死に利用していた人も、多いのだと思う。
あのね、個人投資家の中でも、
そこそこの投資をしている人は、
おいらのような考えの人って、割と多いと思うよ。
ところがさ、来年からＮＩＳＡ制度は、大きく変わるのです！
今までのＮＩＳＡ制度は、今年でチャラに成る。
チャラに成るとは言っても、現在のＮＩＳＡ制度は、
法律の有効期限までは、生きている。
例えば、一般ＮＩＳＡの場合だと、
今年中の、ＮＩＳＡ制度での買い付け分は、
２０２７年末までは有効なのだ。
それはそれで、有効なのだけれど、
それとは、まったく別口で、
来年からは、全く新しいＮＩＳＡが始まるのです！
つまり、２０２４～２０２７年の間は、
現行のＮＩＳＡ制度と、新ＮＩＳＡ制度が、
並存する事に成るのです。
来年から始まる、新ＮＩＳＡ制度は、
かなり強力な制度です。
正直言って、おいら、日本でこんな制度が出来るとは、
まったく思っては居なかった。
財務省（資金部）の反発が有って、
実現出来るハズが無いと、思い込んでいた。
１０年前に、今のＮＩＳＡ制度を作った時に、
これだけの先見性と、決断力が有ったならなあ～。
いや、そんな事を言うのは止そう。
政治も、官僚機構も、地味だけど進化しているのです。
来年から始まる、新ＮＩＳＡは、
個人投資家にとっては、馬鹿に出来ない制度です。
ほとんど、個人に対してだけなのだけれど、
大きなメリットが有ると思う。
極端な事を言うようだけれど、
今現在に、貯金を１００万円以上、持っている人ならば、
絶対に利用しない手は、無いと思う。
元本で、１，８００万円までならば、
投資での利益や、配当金は、全て無税に成るのです！
こんなに、個人投資家にとって有利な制度は、
かつての日本では、まず無かったと言っても良いと思う。
申告分離課税と、源泉分離課税が並立していた時代は、
もっと有利に振舞う事も、出来たかも知れないけれど、
そのメリットを享受する為には、
本当に、煩雑な手続きが必要でした。
まあ、一番、苦しい想いをしたのは、
証券会社だったのかも知れないんですけれどね…。
少なくとも、「特定口座」なんてモノが出来て以来では、
最大のイベントなんだと思う。
おいらも、この制度を利用するつもりです。
きっと、現在よりは、凄く楽に成ると思う。
あのね、知らない人にとっては、
予想も出来ない事なのかも知れないんだけれど、
おいら、簡単には、利益確定出来ない状態なんですよ！
＋２００％だとか、＋３００％だとかの株式を利確すると、
恐ろしい程の税金を、来年の３月に支払う事に成る。
いつもね、来年の３月に払う、税金を計算しながら、
トレードしているんでやんすよ。
その事で、売りのタイミングを逃す事なんて、毎度の事。
まあ、そんな事をしている事自体が、
チンケなトレーダーの証でしか無いんですけれどね…。
来年からは、その不安が、かなり解消される可能性が高い。
それは新ＮＩＳＡを利用する事によって、実現出来るのです。
おいら、来年からは、永久保存部隊を、
大幅に改造するつもりです。
もちろん、新ＮＩＳＡ制度を、目一杯使ってね。
