5日間動画をリピートし続け、

今日あたりからやっと正気に戻ったというか

平常心になったというかウシシ

 

会場では想像をはるかに超える美しいものを見たという衝撃で凄かったが、

どこが「生しゅん」の衝撃で

どこが「新生しゅん」の衝撃なのかわかりたいなあ、とも思っていた。

 

大好きな動画再生速度0.75ではまだまだ見逃しがある感じだったので

今回はさらに遅く0.5で再生してやっと演技全体を堪能できた気がする。

それだけ動きが繊細で密度が濃いということだろう。

あれだけ動いて、その全て、一挙手一投足が艶めかしく狂おしい。

昨季までは「艶がある」と言われていたが

狂おしいほどに艶めかしい、に進化したと自分は感じるので

ここが「新生しゅん」なのだろう。

 

「生しゅん」の衝撃は、会場で見えたあの光の泡だと思う。

動画で見られないことの代表格がスピード感。

特別に細いエッジなの?

というような精緻さとハイスピードは予想通りだったのだけれど、

目を見張ったのは、

駿君の足元から次々と生まれ、

透明に煌めきながら胸あたりまで来ては消えていくような

光の泡が演技中ずっと見えたこと。

(ステップではその煌めきが弧を描きながら流れるようで神々しい)

 

あの光の泡はスケーティングの美しさと

内から溢れ出る情感とが合わさって生まれるものなのだろう。

これは映像でも「暖かく深い情感表現」として見ることはできるのだが、

現実に煌めくものがうごめいているように見えるのはライブならではなのだろう。

 

三原舞依選手は妖精のようと言われることがあるけれど、

こういう言葉はイメージの拡がりを遮るので多用はしてほしくないと思っていた。

ところがライブでみたある時、

ほんとうに妖精の棒で魔法の粉を会場に撒くように滑る舞依さんを見て、

自分の言葉への感性を嘆いた覚えがある。

とはいえ、

成長街道まっしぐらの現在の佐藤駿選手を

何かに例えるのは控えた方がいいと思うのだが、

ずっと頭の中で光の泡が煌めいているのでがまんできないてへぺろ

駿君は「氷の精の国の王子キラキラ

衣装のノーブルな色が気品をより高めているのがたまらんラブ