歯だけが汚れているわけじゃないやん。
しろあです。
今、日本人が気づくべきことは歯磨き、という言葉の呪縛から離れ、
口腔洗浄こそが重要である事実に気付くべきだということ。
そんな話をしています。
今回は歯磨きじゃ意味ないよって話。全然足りないよって話をします。
そもそもなんですけど、歯磨きってどうやってします?
歯ブラシに歯磨き粉をつけて、
歯をごしごしブラシでこすってませんか?
それで綺麗になるのって、歯の一部だけですよね?
でも、口の中の表面積って考えると、歯の面積なんてごく一部でしょ?
歯だけきれいになっても(歯ブラシだけでは50%くらいなんだが)、
口の大方は汚いままの状態ってことになるじゃないですか。
どう考えたって、歯磨きじゃ足りないってことですよ。
夜、寝ているときに虫歯菌は増殖すると言われてますよね。
結局、寝る前の歯磨きではその一部だけ除去してるけど、
大部分は生き残らせたまま寝ていることになるんですな。
ということで、どんなに歯磨きしてもなんか翌朝口が臭いとか。
そんなこと当たり前なのはそういうことです。
さて。ここで付け加えると、歯磨き粉って実はあまり意味がないという事実です。
むしろ歯磨き粉を使うことで爽快感を演出し、
なんか口の中がスカッとして気持ちよくなった!
→ まだ口の中汚いのに、きれいになったと錯覚してる!
ということになります。……あほくさくないですか?
歯磨き粉の中には歯茎に作用するものや、歯垢除去を助ける効果のあるものもありますが、
ぶっちゃけ、歯ブラシさえそれなりのものを使えば、
歯磨き粉はなくてもOKです。
なんとなく気づかれたと思いますが、やっすい歯磨き粉に限って
なんか爽快感が強かったり、研磨剤が入ってて歯を白くする効果を謳ってたりしますが。
爽快感が強いのは磨き残しをごまかすし、
研磨剤がたくさん入っていれば歯の表面のエナメル質を傷つけます。
一時期、重曹が万能アイテムということではやったときに、
歯磨きにもいいよ! って言われたんですけど、
歯をぼろぼろに削ってしまうんで使っちゃダメです!
てなわけで。下手に安い歯磨き粉使うなら、むしろない方がいいんですよ。
また、よく磨きたくて、カタメの歯ブラシでごしごししたくなるんだけど、
これも歯をぼろぼろにしかねないので気を付けてください!
歯の表面がぼろぼろになれば虫歯にもなりやすくなりますよ。
歯磨きだけじゃダメって。じゃ、マウスウオッシュを使えばいいんじゃない!
……否、やっぱりそれも問題があるんです。
それはまた次回にお話ししましょう。
続く!