大阪の南のほう、(大阪狭山市、金剛)で生まれ育ったせいか、夫は銀閣寺に行ったことがないという(@0@)

去年、「清水寺に行ったことないねん」の一言から、清水寺に行きました。
そして、今回は、銀閣寺。  

紅葉にはまだはやくて、中途半端ではありましたが(笑)お天気がよかったこともあり、結構人がたくさんでした。

銀閣寺 ←歴史の教科書はこんなん!?

キンキラ金(いえ、豪華絢爛)の金閣寺とは違い、わびさびが日本人の心に沁みてくる銀閣寺。
中学だか高校だかの遠足で初めて訪れたときも、「落ち着くなぁ」と感じたものです。

なんといっても庭園の美しさは格別です。
「日本っていいなぁ」って、自然と思えます。

四季折々の日本の美しさを存分に感じさせてくれるだろう銀閣寺です。
東山文化を私たちにこうして見せてくれる足利義政に感謝です。
某政治家の「美しい国 日本」って言葉より、もっと深く自然に、「日本って美しいなぁ。 日本に生まれてよかったなぁ」って思わせてくれます。

展望所から眺める銀閣寺境内に、ふ~っと深い呼吸をしたくなるような美しさと落ち着きを感じます。
ずっと見てても飽きない、(人がいっぱいなのに)静かな気持ちになれる眺めです。


タクシーの運転手さんが観光客の人に説明してはったのですが~~
去年、修復作業が行われたそうなんですが、壁の塗り替えなど、わざとちょっと古めかしさを感じるような、きれいな白でない感じに仕上げられたそうです。
「私なんかは、どうせなら、きれいにしたほうがいいと思うんですけどねえ。 そのほうが‘もち’もいいですしね。 きれいにしたら、雰囲気がでないらしいのですが、そういうもんじゃないと思うんですけどねえ・・・・」

確かにね、運転手さんのいうことも一理あるかも。
でも真っ白きれい、さらっぴんみたいでしょ!ってのも、なんかとってつけみたいな気もするし。
難しいところでしょうね

上にのぼっていくとき、当然手すりがついているのですが、なるほど!見た目竹なんですが、中は鉄で。
鉄の棒を竹でくるんであるのです。
それを発見して、うまいことしてあるなぁ~って、妙に感心しました。 

ここから、南禅寺を目指します