イスマエルの亡霊たち | 知らずに死ねぬ程のものではない

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元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

昨日、映像文化ライブラリーで『イスマエルの亡霊たち』を観た。

 

 

 

2017年のフランス映画である。マリオン・コティヤール、シャルロット・ゲンズブールといった錚々たる顔ぶれが出ているにも関わらず、日本では一般公開されず、東京国際映画祭上映のみだったようだ。

 

まあ、はっきり云ってしまえば、映画監督のイスマエルが外交官の弟をネタにしたスパイ映画の制作準備していたものの、20年前に失踪した元妻が出現するわ、創作上の行き詰まりと精神的な不調から映画制作をほっぽり出して逃げまくるだけのハナシであった。

 

フランス映画ならではの理屈臭いセリフのやり取りがあれば、唐突にスプラッタシーンが挿入されたりして、何とも摩訶不思議な映画であった。ノリ的には北野武監督『監督・ばんざい!』(2005)に近いカンジだったかな。

 

本作は27日15時も上映されるので、興味持たれた方はどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近見た映画はこれ

 

Ameba映画部