今日は、一日中雨が降ったり止んだりしていましたが、午後からは曇りですが、雨が上がりました。
以前、串本にシュノーケリングに行った際に、他の場所の下見に行き、久し振りに江田海岸を見て来ましたので、今頃になってからですが、ご紹介したいと思います。
江田海岸です。
道路からだと、普通にある海岸のようにも見えます。
しかし、海岸に下りてみると、洗濯板のような景色が広がっています。
道路端にある案内板によると、
ぐにゃぐにゃに曲がった地層を見ることが出来ます。
これは今から5000万年前~2000万年前に、深い海の底に積み重なった砂岩や泥岩が、その後に大きな力を受けて折れ曲がったものです。これを褶曲と呼びます。
と書かれていて、この海岸は、牟婁付加体の砂岩泥岩互層から出来たものであることが分ります。
こうした地層を見ていていつも思うのですが、人間の生涯は、本当に短いものですね。
地層からしたら、あっと言う間の人生ですね。
精一杯、楽しく生きなくてはならないとつくづくそう思います。
海岸の波蝕棚上に出来た地層です。
江田海岸の近くには、サラシ首海岸があり、こうした岩が多く見られます。
褶曲です。
江田海岸には、大小の褶曲が沢山見られます。
紀南には、こうした珍しい海岸が沢山見られます。