景気循環
今日は、隊友会の特別会員の懇談会が松山でありました。
松山での会なので、若干出席が億劫でありましたが、これからは隊友会の支援をできるかぎりやってゆこうと決めたこともあって、出席にしたのでした。
会の冒頭は、愛媛銀行の中山頭取の講演です。
演題は「危機管理」についてでありました。
私は、特に、経済の大きな波というか、景気の循環についてのお話が非常に興味深く聞けました。
資本主義経済は40~60年規模の好不況からなる、景気の循環を繰り返すという理論、
「コンドラチェフの波」と呼ばれるもの、
第一の波、1780~1840年代は、産業革命
第二の波、1840~1890年代、鉄道建設
第三の波1890~1950年代、電気、自動車、科学の発達
第四の波 1950~2010年代 、原子力や電子機器の発達
と言われています。それ以外に、
20年周期(住宅投資の波、クズネッツ循環)
10年周期(設備投資の波、ジュングラー循環)
3年周期在庫投資の変化、キチン循環)
景気対策も、場当たり的な対処しているのでは、この大きな波を、見逃してしまいかねない。
民主党よ!!、代表選がどうしたこうした、ではなく、
日本、国家のこれからを、大いに語ってください。