兵庫県の無形文化財である「百石踊り」に参加してきました。

コロナの影響などにより、5年ぶりの開催となりました。「百石踊り」は、古くから雨乞いのための舞踊として受け継がれてきたもので、その歴史と文化的価値は非常に深いものです。




 

 祭りの始まりを告げるのは、鉄砲隊が放つ鉄砲の乾いた音!その響きが会場全体に広がり、百石踊りの幕が開けます。

 お坊さんに扮した方が「はいや~!」と掛け声をかけながら音頭を取り、踊り手たちを鼓舞します。

 この踊りは、本庄地区の上谷と下谷という二つのグループが年替わりで担当しています。それぞれのグループによって踊りには独自の特徴があり、伝統の中にも地域の個性があるようです。

 踊りの最中に突然冷たい雨が降り出しましたが、踊り手である子どもたちは雨にも負けず、一生懸命に太鼓を打ち、踊り続ける姿がとても感動的で、会場全体に勇気と感動をもたらしました。




 私も県議会議員として、このような伝統行事が未来へと続くよう努力しなければならないと改めて心に刻みました。

 百石踊りが持つ文化的な意義や地域の繋がりを未来に向けて、しっかりと引き継ぐため取り組んでまいります。