ホテルの設備管理のバイトの仕事を始めてから、初めて温泉の水質管理に触れました!
ここのホテルは源泉かけ流しではなく、一部循環濾過のタイプの温泉です。
管理する事しては第一に残留塩素濃度です。手分析を行い濃度管理しているので最低でも0.4mg/lを目指します。
薬注機の性能やお客さんの入浴人数で残塩濃度が薄くなったり濃くなったりします。
温泉の泉質を楽しみにしてるお客さんが多いとは思いますが、レジオネラ菌の繁殖の事を考慮すると塩素を入れざるを得ないです。(泉質100%を楽しむなら塩素なんて本当は要らないですけど...)
そうすると塩素により若干泉質が変わってる可能性も...(入浴後に肌が張ったり荒れるような感じがする温泉は実は塩素が濃いのかも??)
加えて源泉からホテルまで配管から引っ張る過程で温度が下がってしまっているため、加温もしています。
自分のイメージとしては温泉は熱々の湯を冷まして湯張りをしていると思い込みがありました。
源泉から近い所や熱々の源泉を使っている所は別かもしれませんが...。
なので温泉をボイラーで加熱する手間もあり、燃料代やボイラーの維持管理費用等なかなかお金がかかるのだなと思いました。
ホテルとか旅館って結構儲かるイメージがありました。(コロナ禍なので微妙に昔とは違いますが)
ホテルや旅館は客として利用することはありましたが、こういう内情を知れた事は設備管理の仕事をする上でもなかなか良い経験になります。
ビルメンならぬホテメン?
頑張ります(笑)