日本一人口の少ない町

山梨県は早川町に出かけました。早川町は『町』として全国で唯一、人口が1,000人に満たないそうです。山梨県の西端にあり、北と西は南アルプス、東は櫛形山、南は身延山と町域のほぼすべてが山に囲まれており、町内には鉄道・高速道路どころか国道もありません。北への道路はマイカー規制で通年通行ができないため実質的には、身延町で国道52号線から分岐する県道37号線のみが他の自治体との接点であり、幹線道路となります。この県道37号線は富士川の支流である早川にひたすら寄り添っています。今回はその早川を遡った奈良田に行きました。

 

西山ダムによって早川がせき止められた奈良田湖にかかる塩見橋は一人が通るのがやっとの吊り橋ながら長さは150メートル近くあります。奈良田温泉・女帝の湯で一浴したあと、このつり橋を渡ってランチタイムです。

 

このつり橋を渡った先が奈良田八幡社公園となっています。この公園は芝生のスペースがあり木陰も多く、人気が少ないのでのんびり過ごすにはうってつけ。

 

コンビニで買ったおにぎりなどを齧りつつ、アルコールバーナー+ホットサンドメーカーでスナックサンドを炙って食べました。

 

たかだかこれだけのことでも十分にピクニック気分に浸れるもので、心の洗濯になりました。この奈良田は標高800メートルちょっと。平地に比べれば気温がいくらか過ごしやすく、温泉上がりの体に吹く風のさわやかさは格別でありました。