【日付】
2019/2/16(日) 開場17:00 開演 17:30
【イベント】
桜庭にいな生誕ワンマン 2019
【場所】
渋谷MALCOM
<存在感ある隠居>
冬が春の準備を初めようとする季節、桜庭にいなさん隠居後初の生誕ワンマンが行われました。
隠居して以来ステージに立つ機会は減ったものの、日々イベントやSNSで積極的に行うファンとの交流により存在感は影を見せず、たまに出演するステージではいつも期待以上のパフォーマンスで常々気持ちを満たしてくれます。
最近の私はすっかりライブに行かなくなりましたが、「この日は絶対にいなさん!」なんて非常に前向きな気持ちを持つ辺り、にいなさんの印象は私の中でも大きく定着しているようです。
それに、開演前のお客さんの笑顔を見てると、きっと皆さんも一緒なんだろうなって思えます。ステージが始まる前から既に暖かい。
<ノンストップ45分>
BGMとライトがステージの開幕を知らせ、イベントがスタートしました。
にいなさんがステージに立ち、パフォーマンスを初めるや否や怒濤の盛り上がりが会場全体に広がりました。
私も後ろで大人しく地蔵してようとしてましたが、あまりの勢いと楽しさに、コレは乗るしかねぇやと混ざりに行きました。
その波は45分ぶっ続けで高まり、オリジナルとカバー曲を織り混ぜた、にいなさんとお客さんだけで打ち曲イベントをやってるかのような怒濤のセットリストは時間の概念を越えるくらい充足した内容でした。
パフォーマンス中でもMC中でも、笑顔の絶えない桜庭界隈。
にいなさんがお客さんを弄ったり、逆にお客さんがにいなさんや共演者様を弄ったり、終始笑顔の絶えない生誕ワンマンライブはノンストップ後もあっという間。
バンド生演奏やアンコール含め、時間を超越したライブは一瞬で終わってしまいました。
2月中旬に舞う桜吹雪は昨年も今年も、熱い暑い思い出を残して行きました。
来年もあるかな?あると良いな。
桜庭界隈とっても楽しい。
<G線上のアリア>
「ゲーセンじょうのありあ」と読みますが「じーせんじょうのありあ」でも大丈夫です。
にいなさんの新曲の前奏や間奏部分にアレンジ形式で組み込まれていた、ヨハン・ゼネスティアン・バッハ(通称バッハ)が作曲した「管弦楽組曲第3番ニ長調」の第2曲。
早い話「バイオリンのG線だけで演奏できるバッハが作った曲」です。
正直、合ってるかあまり自信無いですが、本人が「多分あってる!」との事でしたので自信を持って提示します。(※もう一度聴けば良い話ですが)
G線上のアリアが使われていただけで個人的に感動ものでしたが、楽曲の内容も素晴らしいものでした。
曲調はポピュラーで明るい雰囲気で、ライブを楽しむことを意識されてますが、多分この曲の真髄はそこではないです。
音楽と歌詞と、桜庭にいなさんの融合で生まれた世界は、私の脳裏で眩しい光景を広げました。
暗い日陰でうずくまってる人に気持ちを届けるように。
下を向いて虚ろな表情を浮かべる人の顔を上げるように。
音楽が光り、聴き手の闇を払うような励ましの歌に聴こえて、なんだか心がくすぐったくなりました。
心に差し込む光の音楽。
歌い手と作曲者の2つの想いが見事に融合した、とても素晴らしい楽曲でした。
あくまで私の主観の一つの意見ですけどね。
<余談>
途中、にいなさんオリジナルのバースデーソングが流れました。
束の間の休息……になるかと思いきや、2月誕生日の人が恐らく居なかった関係でざわめく会場。
何故か4月生まれの私に視線が集中。
これはやべい!けど疑いを晴らす方法も無いし…と、わたわたしていた私の前に、勘違いで現れたいとうあいかさんが登場!!
状況的に勘違いも仕方ないですが、どうすれば良いか分からんので7月生まれのいとうあいかさんを、無理矢理今日誕生日と言う事にして前に行って貰いました。
いや申し訳ない事をした。
今になって考えれば、サイリウムを預けてにいなさんを祝福しに行って貰えば良かったなと。
いつかお詫びします。