テニスの全豪オープン女子は、大坂選手とクビトバ選手の決勝になりました。
大坂選手が勝てば、全米に続いて二連覇、クビトバ選手が勝てば、強盗襲撃による左腕負傷からの奇跡の復活と、どちらが勝ってもドラマチックなものになるでしょう。
テニスが日本で盛り上がっているのは、大坂選手や錦織選手のおかげです。大学までテニスをやっていたしおちゃんマンとしては、この盛り上がりが嬉しいです。
一方で、日本の選手育成についてテニス協会はなにもしていないのでは?サッカーや卓球、バスケットのように国内でリーグ戦を組むなどの工夫も必要なのでは?といった声もあります。
選手育成については、実はクラブ中心に広がっています。コーチの資格制度もしっかりとしていることはあまり知られていません。
クラブで鍛えられ、学校スポーツでテニスをやることを選択した選手は、学生の大会でかなりレベルの高い試合を展開しています。
しかしテニスは、世界規模でツアーが組まれているという特徴があります。国内だけのスター選手ではなく、世界の上位に入って、やっと国内でも認知される、といった難しさがあるのです。
そういった意味で、さらに日本の選手にこだわって選手育成を望むのであれば、前澤さんあたりに頼んで日本テニスアカデミーでもつくって、世界の若者を集めながら日本の選手も、といった形にすればいいのかもしれません。