問題集・参考書の選び方 その1 | 3か月でE判定をA判定に変える能力アップ学習法

3か月でE判定をA判定に変える能力アップ学習法

某有名予備校で10年間延べ2000人以上の生徒の学習指導をしてきた、学習戦略アドバイザーによる「勉強を教えるのではなく、勉強方法を教える」ブログです。

問題集・参考書を選ぶときにはどういう基準で選びますか。
学校の先生や友達からのお勧めであったり、自分で本屋にいって使いやすそうなものを選んだり、今だとインターネットでも情報を集めることができますね。
今回は、問題集・参考書の選ぶ基準の1つについてお話をします。

こんにちは。
本ブログをご訪問いただきありがとうございます。
勉強嫌いを学びの天才にする。
3か月で脳力アップ!成績アップ!を実現する
学習戦略アドバイザーの本間汐織です。

問題集・参考書を選ぶときは「わかりやすさ」「使いやすさ」を基準にして選びますよね。
しかし、この基準は、客観的ではありません。自分の気持ちが判断基準になっています。
本来、問題集・参考書を使う目的は、「学力の向上」にあります。
「学力の向上」のためには、「自分の実力と参考書・問題集のレベルが一致しているか」を客観的にみる必要があります。
そのレベルが一致してから「使いやすい」「わかりやすい」という判断をするべきですよね。
というように書くと、「参考書・問題集のレベルをちゃんと見てる」と思うかもしれません。
しかし、ほとんどの人が見てる「参考書・問題集のレベル」というのは

学年+基礎or標準or応用or難関

くらいなのです。
自分の学年の中でのレベルしかみていないのです。
ちょっと待って!!!
本当に今の自分の実力が学年と一致しているのでしょうか。
実はここがずれていることで正しく成績が上がらない子も多いのです。

例えば国語(現代文)を例に挙げます。
学年によって何が変わるかというと、文章のレベルです。
文章のレベルというのは、抽象度や語句や一文の長さによって変わります。
文章のレベルが変わっても、現代文の読み方は変わりません。

・主語と述語を正しくとらえること
・語句の正しい意味を知っていること

特に、主語と述語を正しくとらえることができない子は多いです。一文のどこにフォーカスしていいのかわからないから、なんとなく読んで意味が分からなくなっています。
これを直していく必要があるのですが、中学生、高校生の使用する参考書、問題集で「主語・述語を正しくとらえる」練習ができるものは数少ないのです。
「主語・述語を正しくとらえる」という練習をするのは小学校の低学年です。ですから、中学生、高校生にもなると「主語・述語を正しくとらえられている」ということ前提に参考書・問題集が作られています。しかし、難しい文章になればなるほど、この練習が必要になります。
この場合は、小学生向けの国語の問題集を使って、練習をさせたりします。

私のお勧めの問題集はこちらのシリーズです。
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「こんなの簡単すぎる」という人もいます。
ここでは、文章を読むときには「主語と述語を正しくとらえる」ということが自然にできるようになることが目的なので、当たり前にできるようになるために簡単な文章で練習していけばいいのです。
そしてどんどん学年をあげて文章が複雑かつ抽象度が高くしても文章を理解することができるようにしていきます。
学年を戻ることによって時間がかかります。そして、自分の学年より下のものを勉強するのは、面白いものではありません。しかし、苦手なことを克服するときほど、戻る必要がありますし、時間も必要なのです。近道はありません。
これは国語に限らず、英語、数学(算数)にも当てはまります。
本当に今の参考書・問題集のレベルがあっているのでしょうか。
ぜひ一度振り返ってみてくださいね。

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最後までお読みいただきありがとうございました♥
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