5月1日 木曜日 曇り 夕方より雨の予報

 

朔日の太鼓叩いてきました。(家内安全・厄除消除・国家安泰・・・。)

 

5月のことを和風月名で 皐月(さつき)と言います。

 

皐月(さつき)「さ」は、田の神の「さ」を意味します。

あるいは、田の神に捧げる稲を表すといわれます。

また、早苗月(さなえづき)の略だとする説もあります。

「皐」にはいろいろな意味があり、水田という意味も持っています。


さ神信仰は前にも話しましたので省略。

 

 

ツツジは話でも・・・。

杵島山歌垣公園のつつじの写真です。

 

 

この歌垣の説明から・・・。

 

春と秋の年2回、若い男女が神々の住まう山(杵島山)に集まり、短歌などで互いに思いを伝え合う行事です。

6世紀前半、それ以前から行われていたと「風土記」に書かれています。

歌垣と芸能・男女恋愛文化 飛鳥歴史証言-7】 - 三木奎吾の住宅探訪記

 

今も昔も男女の恋物語の素敵な場所なんですね

歌垣と芸能・男女恋愛文化 飛鳥歴史証言-7】 - 三木奎吾の住宅探訪記

※なんと「日本三大歌垣」が佐賀県杵島山にあるんです。

「ひたちつくば摂津の歌垣山(大阪府能勢町)・常陸の筑波山(茨城県つくば市)」


 

 この歴史ある「杵島山」の中腹に「歌垣公園」があります。

今、約7万本のつつじが咲き乱れています。(ちょっと終わりかけ)

 

ぜひ見学にどうぞ・・・。

 

そこで、今日はつつじの蘊蓄(うんちく)です。

 

さて、つつじの漢字書けますか?

 

 

 

とうもろこし」ではない!「躑躅」の読み方、知っていますか ...

絶対かけないこの漢字。
難しすぎる漢字にも意味があります。

 

「躑躅」は「てきちょく」とも読みます。

この場合は足踏みすること、2、3歩行っては止まること、ためらうこと、という意味になります。

つつじを見る人が美しさに足を止めることから、花の名が「躑躅」となったともいわれ、花の盛りのころの美しさを思えば納得してしまいますね。

 

これは覚えるべし。

もうひとつ、ちょっと怖いいわれもあるのです。

 

羊がつつじを食べて、足踏みをしながら死んでしまったからだそうです。

一部のつつじは有毒であり、それを食べた羊の苦しむ様子がまるで“てきちょく”しているようであったため、「躑躅」という漢字が使われるようになったと考えられています。

 

今も昔も美しいものにはトゲがある・・・。ですね。

 

ゴールデンウイークの本番始まりですね。

今年は孫が遊びに来ないので、

じい・ばあと二人で有田の陶器市でも行きますか・・・。