皆さま、おはようございます&こんにちは~
相変わらず雨模様の三重県北部地方、四日市市内からのブログアップでございます。
西暦2016年10月3日(月)、10月に入りましたが、この地方はまだまだ秋の気候とは言い難いここ数日の天候です。日中の気温が高めに推移してますので・・・・・
さて、英作家ジョジョ・モイーズが2012年に発表し、世界40カ国以上で翻訳されベストセラーとなったとされる恋愛小説「Me Before You(きみと選んだ明日)」を映画化したアメリカ
映画(配給ワーナー・ブラザーズ)、邦題『世界一キライなあなたに』を観てきました。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」「ターミネーター:新起動 ジェニシス」のエミリア・クラークの主演映画ということで、「ターミネータージェニシス」で、サラ・コナー役を演じたエミリア・クラークがどんな演技をするのかなと興味津々でしたので、「109シネマズ四日市」に飛び込んでしまいました。
個人的には、ターミネーター前作でサラ・コナー役を演じたリンダ・キャロル・ハミルトンのサラ・コナーとしてのイメージが強すぎて、エミリア・クラークのサラ・コナーは可愛いすぎて「あれ、あれ・・・ こんな感性のサラ・コナーなのか」という印象でしたが、
今回の作品で介護役を依頼されたルー役は、画面から、彼女の愛らしさを十二分に表現しきったもので、ウィル役のサム・クラフリンとの共演も見事に調和がとれ、画面の中に引きこまれてしまう結果となりました。男女間の恋愛を中核とした映画は滅多にみない、時代物、戦国物、武術思考のダースシオジジですので、何かはにかみながら鑑賞してしまいましたね。
この映画はアメリカが製作となっていますが、舞台はイギリス、メインキャストもイギリス出身の俳優さんが占めていたようで(詳しいことはわかりません)、映画を通じて、アメリカ英語、イギリス英語のリスニングをとの思いもありましたので、
本日はイギリス英語のリスニングをと考え聞いていましたが、特に激しいコックニー英語ではなかったように思えました。主役の英国俳優の方々もカリフォルニアで活躍されていますし、また、比較的上流階級の英語でということだったのかもしれませんね(余りイングランドの階級社会の英語については詳しくないのですみません、間違っているかも)。
若い女性の方々は、エミリア・クラークのファッションに注目されているかもしれませんね。何か、この映画の中では、靴については、全部彼女がセレクトしたそうですよ。ファッションについては提供されたものを無条件でと彼女はコメントしているみたいですが、女性の皆さまには画面からファッションを楽しむ面白さも、十分兼ね備えていると思いましたよ
さて、英国の男女間の恋愛映画というと、シオジジのようなオッサンとなると、巨匠デヴィット・リーン監督の『逢びき、(原題;Brief Encounter1945年度作品)』ということになってしまうのですが、そもそも恋愛映画はあまり観ないので、何といってよいのやら、感想は述べられません。また、テレビを通じてしか観ていませんので。
でも、デヴィット・リーン監督の作品となると、『アラビアのロレンス』『戦場にかける橋』『ドクトル・ジバゴ』『ライアンの娘』『インドへの道』・・・・と、もう、素晴らしい名作が思い起こされます。
特に『アラビアのロレンス』については、シオジジの青春時代、最も感動を覚えた映画として記憶されており、映画館に何度も足を運びました。その後、英語の勉強にとE・M・フォスターの原作『原題;A Passage to India(インドへの道)』を読んで、リーン監督の遺作映画を観ようとしましたが、語学の才能に乏しいシオジジですので、途中で放棄し、英語の長編小説は、どこかで眠っています、今でも・・・・・・・・・
でも、一番記憶に残るイギリスを舞台とした恋愛映画は、アメリカ映画『哀愁;(原題:Waterloo Bridge1940年度作品)』なんです。
ヴィヴィアン・リー、ロバート・テイラー主演による第一次世界大戦から1939年、第二次世界大戦を背景とした踊り子とイギリス軍将校との『愛』を描いたものですが、
映画『風と共に去りぬ』撮影後に、この作品で踊り子、そして娼婦へと身を落としたマイラ役を演じたヴィヴィアン・リーの演技に魅了されてしまいました。気丈なスカーレット・オハラ役のヴィヴィアン・リーと、気弱な踊り子マイラ役のヴィヴィアン・リー・・・・・
実は、映画『哀愁』を観ながら、オイオイと泣いてしまいまして、何とも言えぬ青春時代の一コマでした。
クラシカルな映画ばかりをピックアップしましたが、若い方で、まだ観ていない作品がありましたら、一度、観ていただいたらと思います。
今日は、メランコリーな、ダースシオジジのブログとなりました。
それでは、
皆さま、
お休みなさいませ~~~~~