本店を決めるときに気を付けたいこと | ちょっとアメリカに行こうと思っている元自営業

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元司法書士・行政書士のアメリカ留学記

久々のブログ更新です。
おはようございます。

会社を設立する場合や本店を移転する際には、
本店について気をつけたい点がいくつかあります。

1.同一商号がないか必ずチェック

  同一所在地に同一商号の法人が存在する場合、
  その商号は登記することができません。

  そこで、本店候補地に同じ商号がないか
  調べる必要があります。

  手っ取り早いのは、
  登記所にある商号調査端末などで無料で調査
  することです。

2.許認可業種は要注意

  許認可が必要な業種の場合は、
  床面積や構造が要件となるものがあります。

  いくつか例を挙げてみます。 

 ①宅建業や建設業では、
  事務所の独立性などが必要となります。

  同一フロアに他の法人等と同居する場合、
  間仕切りで区分する等、
  消費者が明確に区別できることが必要です。

 ②有料職業紹介事業では、
  面積要件(対面を伴う場合:専用で20㎡以上)
  などがあります。

 ③風俗営業許可業種では、
  許可を受けられない地域や、
  保護対象施設(学校、病院など)からの
  距離制限(距離は都道府県で異なる)
  があります。

意外と気付かなかったりすることがありますので、
専門家に相談してみるのも良いですね。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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