複利運用とは、元本に加えて利息や配当が定期的に加算され、その加算された金額にも再び利息や配当が加算される事で、元本と利息・配当の合計額が年々膨らんでいく運用方法です。

 

簡単に言うと「利子の利子」が働く事でお金が成長していく事を複利と言います。

 

今回は、そんな複利運用の素晴らしさについてお伝えしていきます。

 

 

 

時間と利回り。

 

複利運用の重点として、時間と利回りの関係にあります。複利運用を長期的に続ける事で、お金がお金を生むスピードが増していき、時間が経てば経つほどその効果が増大していきます。

 

また同じ期間であっても、単利での運用よりも複利での運用の方が大きく利益を出す事が出来ます。

 

 

 

複利運用の事例

 

例えば、100万円を10年間運用する場合、年利3%で単利運用した場合、10年後の元本と利益の合計は130万円になります。

 

一方で同じ資金を複利で運用した場合はやう135万円、もっと運用期間が長ければその差ももっと大きくなります。

 

つまり複利運用は、時間をかければかけるほどその恩恵を受けられるようになる為、なるベく早いうちから始める方が有利であるという事が分かります。

 

 

 

スノーボール

 

複利運用の力によって成功を成し遂げたのが、伝説的な投資家であるウォーレン・バフェット氏です。

 

彼は自分の投資ぽオートフォリオにおいて複利運用を重視して、投資した資産が成長する度に、その成長分を再び投資に回すことで、より大きな利益を生み出していったのです。

 

彼はこの手法を「スノーボール投資」と呼んでおり、これが彼の成功の基盤になったのです。

 

小さな雪玉を転がしていると、雪玉の表面積が大きくなって行って、次第に巻き取れる雪の量も多くなっていく事に由来して、スノーボールという名前を付けたのです。

 

彼の投資哲学を知ると、日頃の中でも多少は無駄使いが減るのではないかと思います。

 

出費を抑えてそれを投資に回す事で将来的に豊になる事が分かっているからですね。

 

若いうちから投資に目覚めるか否かで、複利の恩恵も含めて、人生で稼げる金額が大きく変わって行く事でしょう。

 

 

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