【第2959回】



岸田総理大臣は会談のあと記者団に対し

「対面で話をすることが外交でいかに大事かを改めて感じている。

『建設的かつ安定的な日中関係』を構築していく対話を

進めていく良いスタートになった」と述べました。



(日中首脳会談 関係改善へ緊密な意思疎通で一致も 具体化が課題

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221118/k10013895561000.html

 2022年11月18日 NHK)



僕も本当に人間関係に関して

引用と同じように感じます。


対面で相手を見ながら、


相手の即時的な

反応を感じながら

コミュニケートするのと、


憶測で、その場にいない

相手に反応するのでは


雲泥の差が出ます。





特に、いま中国の態度は


西洋側に偏った

メディア報道によって


よくわからない状況が

続いていたり、


周辺国の動乱によっても

その悪事が

懸念されたりします。


だからこそですが、


中国を孤立させるような

外交をすべきではないのです。


中国の政治観に理解を示さず、


中国とその周辺が

協調できなければ


残る方法は

戦闘しかなくなります。


それでは外交の

意味はないのです。





人間関係でよく見られるのは


つき合う人たちによって

その人間が変っていく


という有様です。


荒くれものだったり、

いじめをする

人間の中にいれば


暴力に対して

価値観や感覚がマヒする

のは当然の事であって、


それらを嫌う

集団に移ることで


もちろん価値観は変わります。


そういう意味で、

中国は日本と

緊密に付き合うことで


道徳観の変化や、

対立意識の減少が

起きるでしょう。





本当に岸田さんは

頑張っています。


メディアの攻撃に対して

態度を変えず、失言をせず


自分の政治をしっかり

考えているのです。


田中角栄さんは

中国と緊密に連携して

日本の発展を目指しましたが


アメリカの邪魔が入って

政治生命すら絶たれました。


岸田さんはその前例を

知っているのですから、


ある程度の迎合も含め、


慎重に綱渡りして欲しいと

願っています。


個人的な意見として

ご参考まで。