【第2946回】




フリードマンは、これを拒否。

代わりに、家族皆で座れる構造の別のクラスの座席に移るよう、提案した。

これに家族は激怒し、フリードマンを睨みつけてきたという。


この映像を見たユーザーからは「替わりたくない理由があったの?」

「偽善でも、座席くらい替わってあげれば良いのに」といった意見もあれば、

「この家族が、綿密な計画を立てて座席を予約するべきだった」

「私も、同じシチュエーションにいたら、交換しない」と、

フリードマンを擁護する意見がみられた。



(子ども連れの家族に「飛行機内での座席交換」を頼まれるも拒否した女性に賛否両論

 https://news.yahoo.co.jp/articles/5de9e999c9849577f51b903b56c6896c000aa5ca

 11/2(水)  ヤフーニュース)



これは意見が

二分するだろうなと

思います。


ちなみに、僕は引用の

拒否した女性に

100%同意ですが


親の傲慢さに対して

子どもに罪はないので


席を譲ってあげます。





何故、この交換を望んだ親を

傲慢だと思うかというと


「誰か譲ってくれるだろう」


と高をくくっているのが


見え見えだからです。


譲らされる相手が


どんな意図で、どんな状況で

その椅子に座っているかなど


自分の価値観で勝手に判断して

勝手に行動を予期しています。


だからこそ、拒否されて

睨みつけてくるのです。


こちらの気持ちを

考えてくれない人間の


気持ちを尊重する意味は

まったくありません。


このような傲慢な人間は


おそらく、幼少期に

親から気持ちを尊重されずに

育った可能性が


非常に高いのですが


それを倒錯し、

世の他人に対して恨みを


晴らしているのです。


だから、他人は

自分の気持ちを尊重して

当然という態度をとります。


言い換えれば


「世の中に

損をさせられている」

という感情が強く、


自分のちょっとした傲慢くらい

許されて当然だと


本気で思っているのです。





だから、僕は思います、

子どもに罪はありません。


親に恵まれないのなら


他人の大人が優しさを

示してあげることも

必要だろうと思います。


もっとも重要なのは

世の中の制度設計をし

責任を持っているトップですが


それが私腹を肥やして

他人を隷属させているようでは


人間の倒錯はおさまらず、

世の混乱も続くのです。


ご参考まで。