【第2945回】
ウクライナの農産物輸出が
トルコを仲介することで
復帰するそうです。
ウクライナの軍事目的として
航路を利用しない
という条件で、
ロシアが合意したとのこと。
これは筋が通っており、
ロシアがテロ国家でない
ひとつの表れと見ても
良いでしょう。
戦争自体は悪手ですが、
それはウクライナも
相手国として同じであり、
ウクライナを支持する人も
悪手を肯定しています。
日本は動機がどうあれ
戦争自体を否定した国なので
敗戦国としてそれを
曲げるべきではないし、
また戦争のハードルを
下げるべきでもありません。
…
もう一度言いますが、今の
ロシアは話が通じる国です。
兵器輸出世界第一位の
アメリカの覇権主義が
邪魔しなければ
停戦はすぐにでも
可能だと言えます。
そもそもウクライナの
NATO加盟への意欲表明が
引き金だったので
(つまり、NATOの謳う
ニュークリア・シェアリングが
米国核ミサイルの
国境配備を意味し、
キューバ危機の逆の状況
が発生しかねなかった)
現在をもって、いまだに
NATO非加盟である以上
無益な争いに発展
したことは明白なのです。
アメリカの兵器輸出には
有益でしょうけどね。
個人的な意見として
ご参考まで。