【第2865回】



お盆です。



ろうそくの灯りで


先祖の霊が迷わず


やってこれるようにする



ということらしいですが


彼岸の概念を思うとき



世界の果てを想像した


古人の心の世界の方が


豊かだったのではないかと



思わされます。



今や宇宙の果てを


科学で解き明かそう


というとき



結局、理解の及ばない世界を


感じればこそ



真の科学者には


信仰が生まれるそうです。



問題は中途半端に


世界を知った気になった


一般人の方で



心の世界を破壊したあとに


根無し草のような生き方しか


できなくなっています。





故人の魂は


記憶を呼び起こすことで



いつでも眼前に姿を


現します。



その意識は


現実なのですから



そのまま信じ、認めた方が


良いと感じる次第です。



彼岸にしても全く


同じことだと思います。



ご参考まで。