【第2774回】



ウクライナ紛争が


泥沼化しています。



メディアで見る限り


プーチンが乱心している


ということで



悪の大王のような扱いです。



この事は何度か


記事にして意見していますが、



フェイクなど見抜かなくても



メディアの意見の変遷を


時系列で見ていくだけで


その矛盾と誘導が見てとれます。



思いの外、人がすぐに忘れて


権威を盲信するので



ただの侵略として



子供でもわかる正義論で


戦争について語る


有り様となっています。



一貫した主張をしているのは


プーチンの方であって



アメリカがオモチャに


しているのは


ウクライナの無垢な市民です。



プーチンの軍事行動を


非難する気持ちはわかりますが



島国で、憲法に守られた


日本とでは、地政学的に


大きな違いがあります。



安全な位置から


理想論を唱えることほど


卑怯な態度はないでしょう。





地続きの圧迫にたいして


統治権を維持するには



自由主義の搾取はあまりに


リスクが大きいのです。



コロナ騒動が良い例です。



格差は決定的となり


市民は依存せずには


暮らせないほど疲弊しました。



この事はサンデル教授の


著書をテーマにして


記事にしていますが、



この先の未来を占うほどの


変化を強制したのです。



人間が本物の哲学を


疎かにした結果と言えます。



ご参考まで。