【第2663回】



昨日の記事では


ジョンレノンの歌で



世界の支配者層についての


物があると述べましたが、



補足してみます。



その歌とは


「ワーキングクラスヒーロー」


というもので



検索すると訳詞が出るので


興味のある方は


見てみてください。



50年以上前から


世界の有り様は変わらず



格差構造によって


支配されてきたことが


わかるでしょう。



ちなみに彼は



「こんなことを言えばきっと


気違い扱いされて殺される」



とさえ言っているのです。





ジョンレノンがその後


イマジンという曲を


作っていますが



このぐらいメッセージに


砂糖をふりかけないと


人が聞いてくれない



と述べており



それが本質を隠したことを


よく理解していました。



彼は暴力的な人間だから


平和を求めたし、



憎悪に満ちた人間だから


愛の重要性が身に染みました。



成功したことで、彼にとって


それがより明確になったのです。



そして他の成功者も


その類の人間であって



金を集めれば集めるほど


精神的な不満足に陥る



という悪循環があることを


実体験から指摘しています。





ちなみに、


これらのジョンレノンの


発言や指摘は



彼が30歳前後にしたものです。



現代のミュージシャンとは


まるで質が違います。



ご参考まで。