田中英道先生と行く『歴・思の旅』第7回:目黒の名仏巡拝 レポ② | なるほど がってん 日本の歴史文化

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「歴史を知り、歴史を生き、歴史を創る」
「文化を知り、文化を生き、文化を創る」
エッセンスをお伝えします。


テーマ:
大圓寺の次は、行人坂を下って目黒区の公共施設へ。

約1時間の田中先生による講義。
これがいいのですよ!

自慢では有りませんが、
美術館や博物館で「いいな、これ。もっと知りたい」
と思ったものを後日自分で勉強する、ということが
余程でない限りできない性質なのです。

耳学問でここまできております。

超一流の方の目線で芸術をみて、
超一流の方のお話を聞いて学ぶ。
質問があれば、その場でする。

これが一番手っ取り早い学びではないのかなあと。

わかれば、益々面白くのであり、
面白い、というのがなにより大事なこと。

こんないい企画をしてくださっている日本再生機構には
本当に感謝しております。
次回の旅は3月21日(月・祝)とのことです。

講義が終わった後は、ばん龍寺へ。

なるほど がってん 日本の歴史文化


ここも外から見ると、普通のお寺。
というか、「これお寺?」という感じです。

ですが、が、が、ここにある仏像が凄かった!

じゃん!

$なるほど がってん 日本の歴史文化-目黒 ばん龍寺2


本尊阿弥陀如来像です。
平安後期の仏像で、宇治の平等院にある定朝作の仏像と
とてもよく似ているそうです。

平安後期の仏像が世界に出ると20億円はくだらないそうです。

なんていったって、ヨーロッパの古いは11世紀ですから・・・・・

こういう仏像が目黒の一角にある普通のお寺にあるわけです。
ということは、日本全国にこの級の仏像が山ほどあるわけですから
日本中お宝だらけということですよね。
すごい・・・・・。

それにしてもこの仏さま、とてもよくできております。
温かさというか、親しみやすさ、神々しさ
みたいなものを感じるのです。

なるほど がってん 日本の歴史文化-目黒 ばん龍寺1


胸の部分がちゃんと膨らむように掘られています。
この部分でまるで仏様が人間の中に入っているように
感じるのだそうです。

けれども性を超越した存在に感じられるのは、
作り手の仏師たちが仏教を理解した上で仏像をつくっているからとのこと。

仏教を理解し、かつ高度な技術も備えている。
天平・平安・鎌倉から日本には匠たちがいたんですね~。

本堂の壁には、雲中供養菩薩像が。
なるほど がってん 日本の歴史文化-目黒 ばん龍寺3


平等院鳳凰堂のコピーとのことですが
いい出来なのだそうです。

目黒でこんな素晴らしい仏様に出会えるなぞ、正直期待していなかっただけに
この時点で満足度100!になったのでございました。


久美子

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