今回は分詞構文の作り方、最終回です。



独立分詞構文です!



まずは、おさらい。基本的な分詞構文の作り方です。






①まず、主文ではない、つまり主文を修飾する方の文に注目する。


Because I missed the train, I was late for the test.


②接続詞を消す。

Because I missed the train, I was late for the test.



③二つの文の主語に注目する。主語が同一であれば、主文でない方の文の主語を消す。

I missed the train, I was late for the test.

 

④-1 二つの文の動詞の時制が同一であれば、主文でない方の文の動詞に-ingをつける(現在分詞にする)。


       missing the train, I was late for the test.


④-2 二つの文の動詞の時制が同一でない場合、主文でない方の文の動詞に完了形の have をつけ、それに -ingをつける(現在分詞にする)。




さて、今回は③の主語のプロセスに関わるものです。二つの文の主語が同一でない場合の例です。


以下の例文を見てみましょう。




When she got home, her husband was talking on the phone with another woman.


「彼女が家に帰ったとき、彼女の夫は別の女性と電話で話していた」



上の文では、接続詞 when を含んだ文における主語 she 「彼女」 は、主文における主語 her husband 「彼女の夫」とは同一ではありません(異なります)。


その場合、以下のように、それら二つの主語はそのまま残されることになり、そして次の④のプロセス、動詞を現在分詞 -ing にする、というプロセスにうつります。




①まず、主文ではない、つまり主文を修飾する方の文に注目する。


When she got home, her husband was talking on the phone with another woman.



②接続詞を消す。


When she got home, her husband was talking on the phone with another woman.




③二つの文の主語に注目する。主語が同一でないならば、それら二つの主語をそのまま残す


she got home, her husband was talking on the phone with another woman.

 


④二つの文の動詞の時制が同一であれば、主文でない方の文の動詞に-ingをつける(現在分詞にする)。


     she getting home, her husband was talking on the phone with another woman.



完成: She getting home, her husband was talking on the phone with another woman.




もちろん、前回のブログで紹介したように、現在分詞になる動詞が be動詞 (つまり、beingになる)の場合、そのbeingは省略されます。もちろん、以下の例のように、二文の動詞の時制が異なる場合、接続詞を含む文に完了形の have を使い、それに現在分詞の -ing をつけます。



After his homework had been finished, he went to bed.


「彼は宿題を終えていたので(終えられていたので)、彼は就寝した」



After his homework had been finished, he went to bed.


After his homework had beenfinished, he went to bed.


his homework had been finished, he went to bed.


   his homework having been finished, he went to bed.


his homework having been finished, he went to bed.



完成: His homework finished, he went to bed.




このような、二つの文の主語が異なり、それらの主語をそのまま残したまま動詞を現在分詞、つまり -ing形にした文のことを、



独立分詞構文



と呼びます。




この独立分詞構文を使って、慣用句的に使われる表現があります。



わかりやすい例は、


everything considered 「全てのことを考えてみると」



これは、独立分詞構文によってできた表現なのです。以下のように作ってできた表現です。



If everything is considered, it is not so bad to do volunteer work in the community.


「もし全てのことを考えてみると、地域社会でボランティア活動をすることはそんなに悪くない」



If everything is considered, it is not so bad to do volunteer work in the community.


everything is considered, it is not so bad to do volunteer work in the community.


everything being considered, it is not so bad to do volunteer work in the community.


everything being considered, it is not so bad to do volunteer work in the community.



完成: Everything considered, it is not bad to do volunteer work in the community.




ほかにも、


weather permitting 「(もし)天気がよければ」



という慣用句的表現も、以下のようにして作られます。



If the weather permits, I will play soccer tomorrow.


the weather permits, I will play soccer tomorrow.


the weather permitting, I will play soccer tomorrow.



ここで注意したいのは、この表現はすっかり慣用句的になっているので、the weatherの定冠詞、the は脱落してしまいます。そして以下のような文章になります。



完成: Weather permitting, I will play soccer tomorrow.




ほかにも、


generally speaking 「一般的に言えば」


judging from ~ 「~から判断すると」



などのような、現在分詞の意味上の主語がない、つまり省略された慣用句も存在します。


例えば、元は以下のようなプロセスで慣用句 (generally speaking) が作られたと考えられます。



When we generally speak, children are scared of being teased.


we generally speak, children are scared of being teased.


we generally speaking, children are scared of being teased.



ここで完成、といいたいところなのですが、接続詞が元々含まれていた文(つまり現在分詞を含んだ文)における主語が、不特定多数の主語、または、現在分詞の動作主が誰なのかが問題とされないため、この主語 (we) は省略されるのです。


つまり、現在分詞 speaking の主語は、「一般的な人」なので、その主語は省略されるのです。そして以下のような文が完成します。



完成: Generally speaking, children are scared of being teased.





さて、分詞の意味や用法・分詞構文などを計4回にわたって紹介してきましたが、もう分詞については理解できましたか?



分詞構文の作り方は、数学の公式のように手順を覚えてしまえば、後はそれに文をあてはめるだけです。



問題などを解いていくうちに、すぐに得意分野になりますよ!





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